隕石の衝突で舞い上がった粉塵が数カ月にわたり地球に降り注いだという
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隕石が衝突したのは20億2,300万年前
今から20億2,300万年前にアフリカ大陸に隕石が落下しました。その痕跡が「フレーデフォート・ドーム」です。南アフリカ共和国のヨハネスブルクの南西120kmに位置します。半径は最大190kmもある世界最大かつ最も深くえぐられた隕石痕で、地球上で発見された隕石痕のなかで最古級のものです。直径およそ10~12キロメートルの隕石が秒速20キロメートルで衝突した可能性があり、地球史上最大級の単一のエネルギー解放イベントだったとされています。隕石衝突によるクレーター底下の地殻構造を露出させた唯一の事例として、隕石が天体に及ぼす影響を研究するうえで貴重な研究材料になっています。
アクセス
ヨハネスブルグから車で約90分、プレトリアからは約2時間。
執筆協力者PROFILE
石川 香澄
記者(フリーランス)/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
アクセス
ヨハネスブルグから車で約90分、プレトリアからは約2時間。
執筆協力者PROFILE
石川 香澄
記者(フリーランス)/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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