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11世紀にヤロスラフ1世が築き、商業中心地として発展
モスクワの北東約250km、ヴォルガ川とコトロスリ川の合流点にあるヤロスラーヴリは、ヤロスラフ1世によって築かれ、商業中心地として11世紀以降発展した古都です。この街で有名な建物に、12世紀後半に異教徒の寺院跡に築かれたスパソ・プレオブラジェンスキー修道院があります。もとは要塞としての役割もありましたが、これはヴォルガ川流域で最古の修道院の一つです。この修道院は幾度もの火災を経てその後、長い時間をかけて再建されたので、13世紀から16世紀の様々な建築要素を確認できます。
女帝エカチェリーナ2世が命じた都市計画
この歴史地区は、16世紀から17世紀に建てられた多くの教会や修道院で知られます。ヴォルガ川水運の拠点としても栄えたヤロスラーヴリは、1763年にロマノフ朝8代皇帝エカチェリーナ2世が命じた都市計画の改革によって大きく変わりました。中心部から放射状に広がる都市設計で、重要な歴史的建造物は保護しつつ、新古典主義様式が取り入れられた街並みへと変貌しました。それは、ロシア帝国と西ヨーロッパの文化的な交流を物語っています。なお、スターリン時代、特に大都市では数千の教会が破壊されましたが、ヤロスラーヴリでは約80の教会や礼拝堂のうち、56がダメージを負うことなく、残されました。

アクセス
モスクワからヤロスラブリ・グラーブニー駅まで鉄道で3時間30分から4時間。市内中心部まではバスが運行している。なお、当該地域には2026年1月時点で外務省より渡航中止勧告が出ている。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
アクセス
モスクワからヤロスラブリ・グラーブニー駅まで鉄道で3時間30分から4時間。市内中心部まではバスが運行している。なお、当該地域には2026年1月時点で外務省より渡航中止勧告が出ている。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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