World Heritage Sites

世界遺産一覧

(2010年登録)

アムステルダム中心部:ジンフェルグラハト内部の17世紀の環状運河地区

Seventeenth-century canal ring area of Amsterdam inside the Singelgracht
アムステルダム中心部:ジンフェルグラハト内部の17世紀の環状運河地区
13世紀にアムステル川にダムをつくり、海水の侵入を防いでそこに集落が成立したのが現在の「アムステルダム」の起源です。現在の運河地区は16世紀末から17世紀初頭にかけての湾岸都市プロジェクトとして建設されました。一番外側の「ジンフェルグラハト」まで扇状に広がる運河をつくり、さらに同心円状に運河を整備し、その間の土地(沼沢地)を排水して市街地化していきました。この町の運河と都市景観は美しいだけでなく実用的でかつ経済的なものです。16世紀末以降、オランダは海洋国家として黄金期を迎えていました。日本を含むアジアとの交易等で莫大な富を蓄え、アムステルダムは世界有数の富裕都市となりました。そしてその非常に均質な街並みは19世紀に至るまで大規模都市計画のモデルとなりました。
地域: ヨーロッパ / 国名: オランダ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (i)(ii)(iv)
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アルダビールのシャイフ・サフィ・アッディーン廟と関連建造物群

Sheikh Safi al-din Khānegāh and Shrine Ensemble in Ardabil
アルダビールのシャイフ・サフィ・アッディーン廟と関連建造物群
イラン北西部のアルダビールはイスラム王朝サファヴィー朝の前身であるイスラム教神秘主義(スーフィズム)のサファヴィー教団発祥の地です。ここには16世紀から18世紀初頭にかけてサファヴィー朝王家の関連建物が建設され、複数の王や王族も埋葬されました。この地には霊廟の他にモスク・図書館・学校・公衆浴場・バザール等様々な施設が限られた空間を最大限に活用して建てられており、さながら小さな都市のようです。
地域: 西・南アジア / 国名: イラン・イスラム共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (i)(ii)(iv)
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オーストラリアの囚人収容所遺跡群

Australian Convict Sites
オーストラリアの囚人収容所遺跡群
『オーストラリアの囚人収容所遺跡群』は、18世紀から19世紀に大英帝国によってオーストラリアにつくられた約3,000の刑務所のうち、ポート・アーサーの刑務所、カスケーズ女子工場、ダーリントン保護観察所、フリーマントル刑務所など11の施設で構成されています。当時のオーストラリアは大英帝国の流刑地で、1787年から1868年までの約80年の間に、約17万人もの成人男女や子どもが囚人としてオーストラリアに送られ、港や道路、農地、造船所の建設などインフラ整備に従事させられました。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iv)(vi)
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オアハカの中部渓谷にあるヤグルとミトラの先史洞窟

Prehistoric Caves of Yagul and Mitla in the Central Valley of Oaxaca
オアハカの中部渓谷にあるヤグルとミトラの先史洞窟
この遺跡群は、メキシコのオアハカ州中部、トラコルラ渓谷の北斜面に位置し、先史時代の洞窟や岩陰遺跡群で構成されています。ギラ・ナキツ洞窟では、1万年前のウリ科植物の種子が発見されており、これはアメリカ大陸における最古の栽培植物と見なされています。また、同じ洞窟から見つかったトウモロコシの芯の破片は、トウモロコシの栽培を示す最古の証拠であると言われています。この事実は、メソアメリカ文明の興隆を可能にした人間と自然の繋がりを実証しています。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iii)
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カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ-メキシコ内陸部の王の道

Camino Real de Tierra Adentro
カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ-メキシコ内陸部の王の道
カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロは「大地にある王の道」という意味で「銀の道」としても知られています。メキシコシティからアメリカのサンタフェまで全長2,600kmの道で、そのうちメキシコ内陸部の1,400km区間の鉱山や聖堂、市街などが世界遺産に登録されています。16世紀から約300年間使用されたこのルートは主にメキシコの銀山で採掘した銀やヨーロッパから輸入した水銀の輸送路として使用されました。ここからヨーロッパへ運ばれた銀はヨーロッパ各地の経済へ影響を与え、インフレの要因にもなりました。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (ii)(iv)
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サラズム:原始都市遺跡

Proto-urban site of Sarazm
サラズム:原始都市遺跡
サラズムの原始都市遺跡は、紀元前4千年紀から前3千年紀後半にかけての中央アジアにおける人類定住の歴史を物語る考古学的な遺跡です。サラズムは中央アジア最古の集落の一つであり、その中心地は、遊牧民の家畜放牧に適した山岳地帯と、広大な渓谷の間に位置しています。この広大な渓谷が、ここへ最初に定住した人々による農業と灌漑の発展に役立ちました。農業や牧畜の他にも、銅やスズなどの金属鉱業や加工業が栄え、やがて街が成立して都市が形成されていく発展過程も知ることができます。この地域は、金属加工やそれに伴う道具、陶磁器、宝飾品の製作といった手工芸の発展においても、長期にわたって非常に大きな役割を果たしたのです。
地域: 西・南アジア / 国名: タジキスタン共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (ii)(iii)
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サン・クリストヴァンのサン・フランシスコ広場

São Francisco Square in the Town of São Cristóvão
サン・クリストヴァンのサン・フランシスコ広場
サン・クリストヴァンに位置するサン・フランシスコ広場は、16世紀後半から17世紀中期のスペイン・ブラジル同君連合時代に建設されました。この広場は、スペインとポルトガルの植民地都市計画および建築様式が融合したモデルとして、その歴史的価値が認められています。広場を囲むフランシスコ会修道院などの歴史的建造物群は、当時の政治的・宗教的な権力の中心地として栄えた姿を今に伝えています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (ii)(iv)
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司教座都市アルビ

Episcopal city of Albi
司教座都市アルビ
フランス南西部にある『アルビの旧市街』は、13世紀にキリスト教の異端とされたカタリ派(アルビジョワ派)の拠点の一つでした。当時、ヨーロッパでは十字軍運動が展開されており、フランス王フィリップ2世が、1209年に教皇庁の支持のもと、カタリ派を撃破するために「アルビジョワ十字軍」を結成しました。カタリとは「清純者」を意味し、ペルシア起源のマニ教の影響を受けた思想を持っていました。彼らは過激に教会制度を批判したため、異端とみなされたのです。カタリ派は1229年のルイ9世の時に殲滅させられてしまい、この地はカトリック教会が支配する司教座都市となりました。司教座都市とは、キリスト教の大司教や司教が置かれた都市のことであり、宗教・政治的に重要な地位を占めました。
地域: ヨーロッパ / 国名: フランス共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iv)(v)
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ジャイプールのジャンタル・マンタル-マハラジャの天文台

The Jantar Mantar, Jaipur
ジャイプールのジャンタル・マンタル-マハラジャの天文台
18世紀初頭、ラージプート諸国の一つアンベール王国の藩王(マハラジャ)であったサワーイー・ジャイ・シング2世が建設した天体観測施設群です。彼は科学者でもあったので、山上のアンベール城から平地のジャイプールへ遷都するタイミングで、自身の居城シティ・パレスの一角に観測施設をつくりました。彼は他の北インドの領地5カ所にも同様の観測施設をつくりましたが、ここジャイプールのものが最も規模が大きく、かつ完全な形で保存されています。なお、ジャイ・シング2世が整備した新都ジャイプールは、『ラジャスタン州のジャイプール市街』として世界遺産に登録されており、ジャンタル・マンタルも含まれています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iii)(iv)
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スリランカ中央高地

Central Highlands of Sri Lanka
スリランカ中央高地
『スリランカ中央高地』は、スリランカ中央部に位置する山岳森林帯です。ホートン・プレインズ国立公園、ピーク・ウィルダネス保護区、ナックルズ森林保護区の3つで構成されています。一帯には多くの固有種が生息しており、記録された408種の脊椎動物のうち、ホートン・プレインズ国立公園では両生類の91%、爬虫類の89%が固有種です。また、ピーク・ウィルダネス保護区では在来淡水魚が83%、両生類は81%、ナックルズ森林保護区では両生類の64%、爬虫類の51%と、いずれのエリアでも固有率が非常に高いことがわかります。さらに、ニシカオムラサキラングール、ホートンプレインズホソロリス、スリランカヒョウなど、絶滅危惧種を含んでいる点でも重要です。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (ix)(x)
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タブリーズの歴史的バザール群

Tabriz Historic Bazaar Complex
タブリーズの歴史的バザール群
イラン西部のタブリーズは、この地域の商業の拠点で地域経済の中心であり、イル・ハン国やサファヴィー朝の首都となった都市です。ここは古代から交易が盛んでシルクロードの中継地として繁栄し、商業・文化の交流の重要な拠点でした。ここにあるバザールは1,000年以上の歴史を持ち、中東最古のバザールです。ひとつながりの屋根に覆われたレンガ造りの建物群の中に、多様な機能を持つ空間が点在する複合施設で、イランの伝統的な商業と文化の繋がりが見てとれる事例です。このようなバザールの形はペルシャの都市計画のモデルの一つでした。
地域: 西・南アジア / 国名: イラン・イスラム共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (ii)(iii)(iv)
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中国の丹霞地形

China Danxia
中国の丹霞地形
『中国の丹霞地形』は中国南部の亜熱帯地帯に位置する6つのエリア(崀山、丹霞山、龍虎山、江郎山、泰寧、赤水)から構成される自然遺産です。「丹霞地形」とは大陸由来の赤い堆積岩が、内因性(地殻隆起など)と外因性(気候、侵食、風化など)の複合的な力を受けて形成する丹(あか)い霞の様に見える地形を指します。約2,300万〜258万年前の新第三紀に形成されたもので、登録エリアはそれぞれ「若年期」「成熟期」「壮年期」の3段階に分けられます。起伏の富んだ地形には多くの動植物が生息・生育しており、その中の約400種は希少種または絶滅危惧種であると考えられています。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (vii)(viii)
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ディライーヤのツライフ地区

At-Turaif District in ad-Dir'iyah
ディライーヤのツライフ地区
サウジアラビアの首都リヤドの北西に位置するディライーヤは、アラビア半島に存在したサウード朝の最初の首都でした。15世紀に築かれたツライフ地区は、アラビア半島中心部特有のナジャディ様式の建築様式を今に伝えてくれています。ナジャディ様式とは、砂漠という環境に適合するために、日干しレンガやヤシの木を利用し、三角形の開口部を設けたアラビア半島のオアシス独特の建築様式のことです。多くの建物が廃墟になってしまっているものの、ほとんど構成要素の大部分が現存しており、急激な近代化の開発を免れていたため、保存状態も良好です。
地域: 西・南アジア / 国名: サウジアラビア王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iv)(v)(vi)
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登封の歴史的建造物群-天地之中

Historic Monuments of Dengfeng in “The Centre of Heaven and Earth”
登封の歴史的建造物群-天地之中
河南省登封市に位置する「嵩山」は、古来より中国の聖山の中心とされてきました。これは中国の伝統的な宇宙観において「中国は天地の中央に位置する国で、天地の中心は中国中原にある登封一帯」と考えられているためです。その背景から、嵩山の麓に広がる登封一帯は、早くから王朝が建てられており、中国文化の中心として栄えてきました。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iii)(vi)
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ハノイにあるタン・ロン皇城遺跡の中心地

Central Sector of the Imperial Citadel of Thang Long - Hanoi
ハノイにあるタン・ロン皇城遺跡の中心地
タン・ロン皇城は、11世紀にベトナム李王朝によって建設され、ダイヴィト王朝の独立を象徴するものとなりました。皇城は、7世紀に遡る中国の要塞跡、ハノイの紅河デルタを埋め立てた土地に築かれました。この地は7世紀から19世紀までの期間にわたり、約13世紀の間途切れることなく政治権力の中心地であり続けました。さまざまな考古学的階層や記念碑によって証明されており、権力の座が長きにわたる存続と継続を特徴としています。
地域: 東・東南アジア / 国名: ベトナム社会主義共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (ii)(iii)(vi)
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パパハナウモクアケア

Papahānaumokuākea
パパハナウモクアケア
パパハナウモクアケアは、ハワイ諸島の北西250~1931kmの広範囲に連なる小島と環礁からなる、広大かつ孤立した島嶼群に付けられた名称です。総面積は約362,075㎢におよび、世界最大級の海洋保護区の一つとされています。この地域は、比較的静止したホットスポットと安定したプレート運動の結果として形成された海山列を示す好例であり、ハワイ・エンペラー海山列の大部分を占めています。世界最長かつ最古の火山列の大半を構成するパパハナウモクアケアは、プレートテクトニクス理論およびホットスポットに関する理解を形成する上で、極めて重要な役割を果たしてきました。地質学的にはハワイ火山国立公園と密接に関連しており、ホットスポット火山活動の重要な証拠を共有しています。
地域: 北米 / 国名: アメリカ合衆国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iii)(vi)(viii)(ix)(x)
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河回村と良洞村の歴史的集落群

Historic Villages of Korea: Hahoe and Yangdong
河回村と良洞村の歴史的集落群
14〜15世紀に形成された朝鮮王朝初期を代表する氏族集落として、河回村(ハフェマウル)と良洞村(ヤンドンマウル)は最も保存状態の良い遺産として知られています。この地には宗主家の邸宅や学問所、庶民の茅葺き家などが残され、伝統的な生活様式と社会制度の姿が残ります。また、朝鮮王朝初期の貴族的儒教文化を色濃く反映している点でも特徴的です。建築物や村の配置は、当時の両班(貴族階級)や庶民の暮らしや社会構造を体現しており、約500年にわたって受け継がれてきた朝鮮の精神文化を今に伝えています。
地域: 東・東南アジア / 国名: 大韓民国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iii)(iv)
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ビキニ環礁-核実験場となった海

Bikini Atoll Nuclear Test Site
ビキニ環礁-核実験場となった海
日本から南東に約4,600㎞離れた太平洋の島国、マーシャル諸島共和国のビキニ環礁は、第2次世界大戦後に始まった冷戦下において、アメリカの核実験場となった場所です。アメリカは、住民を別の場所に強制的に移住させたうえで、1946年から1958年までマーシャル諸島のビキニ環礁及びエニウェトク環礁で合計67回の核実験を実施しました。一連の実験で使用された核兵器の累積は、広島型原爆の約7,000回分に匹敵し、環礁の地質や自然環境、生態系、被曝による人びとの健康被害など、重大な影響を及ぼしました。特に、23回もの核実験が行われたビキニ環礁はその象徴的な場所で、1946年の実験で環礁の底に沈んだ船や、1954年の水素爆弾「ブラボー」の実験でできた直径約2㎞の巨大なブラボー・クレーターなど、核実験の威力を伝える上で非常に重要かつ直接的な痕跡が残っています。アメリカによって10年あまり続いた核実験は、ビキニ環礁とマーシャル諸島の歴史を変えました。そしてビキニ環礁は、その歴史を通して、平和と地上の楽園という矛盾したイメージを持ちながらも、核時代の幕開けの象徴となり、同時に、軍縮を推進する国際的な運動の発展にもつながっていきました。マーシャル諸島で初の世界遺産として、2010年に登録されました。
地域: オセアニア / 国名: マーシャル諸島共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iv)(vi)
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フェニックス諸島保護地域

Phoenix Islands Protected Area
フェニックス諸島保護地域
太平洋中部、オーストラリアとハワイの間に位置する『フェニックス諸島保護地域』は、キリバス初の世界遺産であり、ほぼ手つかずの自然が残っています。保護地域の大きさは約40万8,000㎢であり、これは日本の面積を凌ぎます。フェニックス諸島の海底は平均の深さが約4,500m、最大深度は6,000mを越えます。また、海底には活火山ではない14の海底火山があり、多くの深海生物が生息しています。200種近いサンゴ類、約500種の魚類、18種の海生哺乳類、44種の鳥類など、およそ800種の動物相を見ることができ、人里離れた場所でたくさんの生物が逞しく生息していることが窺えます。
地域: オセアニア / 国名: キリバス共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (vii)(ix)
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プトラナ台地

Putorana Plateau
プトラナ台地
プトラナ台地は、中央シベリア北部の北極圏から約100㎞北に位置するプトランシキー国立自然保護区に含まれる地域です。孤立した山脈の中に亜北極と北極圏の生態系を網羅しており、手つかずのタイガ、森林ツンドラ、ツンドラ、北極砂漠、そして冷水湖や河川なども含んでいます。この人里離れた自然環境と厳格な保護が相まって、人為的影響を最小限に抑えながら、生態系と生物多様性のプロセスが大規模に継続しています。
地域: ヨーロッパ / 国名: ロシア連邦 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (vii)(ix)
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レユニオン島:峻峰と圏谷、その外縁

Pitons, cirques and remparts of Reunion Island
レユニオン島:峻峰と圏谷、その外縁
インド洋の南西端に位置するフランス領のレユニオン島は2つの隣接する火山から形成されています。休火山であるピトン・デ・ネージュと活動を続けるピトン・ドゥ・フルネーズの2つの火山を中心とし、世界遺産には島の40%にあたる1058㎢が登録されています。レユニオン島はこれらの火山と圏谷(氷河の浸食によって山に形成された半円形の窪地)、またランパール(城壁)と呼ばれる岩壁の景観が広がっています。ランパールは地質年代や特徴が異なる岩壁で、直線的な形状のものから曲線を描くものまであり、これらの形状はランパール形成の起源によって異なります。
地域: ヨーロッパ / 国名: フランス共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (vii)(x)
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