聖誕教会
4世紀の創建当時からのモザイク床が残されている

キリスト教の始まりの地

キリスト教の創始者イエス・キリストとされる、ナザレのイエスは紀元前4年頃にベツレヘムで誕生したと伝えられています。その生誕の地とされる洞窟を中心として聖誕教会(降誕教会とも)が建てられています。最初の教会はコンスタンティヌス1世の治世下の339年に創建されましたが、6世紀頃に火災により焼失しています。現在の教会は6世紀半ばに再建されたものを中心にその後増改築を経たものです。

創建時から残るモザイクの床

339年に建造された最初のバシリカは、中央身廊と4つの大きな側廊を備えた帝政期の様式のものでした。6世紀の火災で失われたもののいまもオリジナルの教会から移築されたモザイクの床が残されており、この地を訪れる観光客や巡礼者は約1,700年前の聖堂に思いを馳せることが出来ます。これ以外でも2016年には修復工事中に12世紀頃のものとされるモザイク壁画が発見されるなど、長い歴史をもつこの教会は長いキリスト教の歴史を継承している存在と言えるでしょう。

「謙遜の扉」
高さ約1.2mの聖誕教会の入口(写真左)は「謙遜の扉(Door of Humility)」と呼ばれている(©Aleksandar Todorovic/Adobe Stock)

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。

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NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。