about
機能性を追求した20世紀前半の建築物群
ヘブライ語で「春の丘」を意味するテル・アビーブは、エルサレムの北西56㎞、地中海に面したイスラエル有数の大都市です。1909年に建設され、イギリス委任統治領パレスチナの下で発展しました。1948年にはこの地でイスラエルの独立が宣言されています。そのテル・アビーブで、1930年代初頭から1950年代にかけて建設された白い住居やビルなど近代建築の密集する地区がホワイト・シティです。建築物群は機能性を重視し、テル・アビーブの気候に合うようにデザインされており、近代都市の優れた例と言われています。

ヨーロッパ各地での経験を発揮した移住建築家たち
ホワイト・シティの建設は、ユダヤ人移民の増加に伴って計画されました。その際にもととなったのが、スコットランドの建築家、パトリック・ゲデスによる都市計画で、居住空間や公園、商業地区、娯楽空間などが有機的に結びついているのが特徴です。多くの建築物は、ヨーロッパ各国で知識と経験を深め、この地に移住してきた建築家らが設計しました。バウハウスで学んだり、ル・コルビュジエに影響を受けたりした建築家も多く、今も残る白い建築物群は、近代建築運動(モダニズム建築運動)が目指した調和、思想を体現しているとされています。
アクセス
日本から経由便でテル・アビーブまで15~18時間。ホワイト・シティは市内中心部にあり公共機関や徒歩で巡ることができる。
執筆協力者PROFILE
文化遺産や美術工芸を自身のテーマに関西や北陸、四国で長年取材・執筆。アンコールやマヤなど海外の遺跡取材や、「世界遺産ポンペイの壁画展」などの展覧会運営にも携わった。国内唯一の点字新聞でデスクを担った経験から、世界遺産のアクセシビリティーにも関心を持つ。
アクセス
日本から経由便でテル・アビーブまで15~18時間。ホワイト・シティは市内中心部にあり公共機関や徒歩で巡ることができる。
執筆協力者PROFILE
文化遺産や美術工芸を自身のテーマに関西や北陸、四国で長年取材・執筆。アンコールやマヤなど海外の遺跡取材や、「世界遺産ポンペイの壁画展」などの展覧会運営にも携わった。国内唯一の点字新聞でデスクを担った経験から、世界遺産のアクセシビリティーにも関心を持つ。
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