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イスチグアラストとタランパヤ自然公園群
Ischigualasto / Talampaya Natural Parks
ウォータートン・グレーシャー国際平和自然公園
Waterton Glacier International Peace Park
オーストラリアの哺乳類の化石保存地区
Australian Fossil Mammal Sites (Riversleigh / Naracoorte)
オモ川下流域
Lower Valley of the Omo
サン・ジョルジオ山
Monte San Giorgio
サン・ジョルジオ山は、スイスとイタリアの国境付近にあるルガーノ湖の南に位置し、標高1,096mのピラミッド形状をした森林に覆われた小峰です。ここでは、2億4,500万~2億3,000万年前の中生代三畳紀に生きた生物の化石が、極めて良好な状態で数多く発掘されています。この一帯は、かつてサンゴ礁が囲む豊かな海であり、外洋から隔てられた潟(ラグーン)であったと考えられています。その海底に生物の遺骸が閉じ込められ、その後の地殻変動で山となり、化石の宝庫となったと考えられています。2003年にスイス側が、地球の歴史を表すものとして世界自然遺産として登録され、さらに2010年にイタリア側にも登録部分が拡張されました。
シャーク湾
Shark Bay, Western Australia
ジョギンズの化石断崖群
Joggins Fossil Cliffs
ダイナソール州立公園
Dinosaur Provincial Park
澄江の化石出土地域
Chengjiang Fossil Site
ドーセット及び東デヴォン海岸
Dorset and East Devon Coast
イングランド南西の沿岸部で、デヴォン州エクスマスからドーセット州スタットランド湾にかけてのイギリス海峡に面した海岸には、生物進化の過程を示す多様な化石が埋まっています。2001年に世界遺産『ドーセット及び東デヴォン海岸』として登録された155㎞に及ぶ範囲には、約2億5,200万年前の三畳紀から、ジュラ紀、白亜紀まで、約1億8,500万年にわたる中生代の地層が露出した場所が存在し、幅広い年代にまたがった多数の化石が発掘されています。そこでは、代表的なアンモナイトを始めとして、魚類、海生・陸生の爬虫類、哺乳類、そして樹木に至る多様な生物の化石が見られます。それらの化石は18世紀から今日に至るまで、300年以上にわたって古生物学や古気候学の貴重な研究史料となっています。なお、地質時代区分の古生代デヴォン紀の名称は、この東デヴォン海岸に由来しています。
メッセルの化石採掘地区
Messel Pit Fossil Site
19世紀からオイルシェール(油母頁岩)の鉱山として操業してきたドイツ中部のヘッセン州メッセルにあるメッセル・ピットでは1876年にワニの化石が発見されて以来、様々な化石が発見されています。これまで発掘された1000種を超える動植物の化石では、全身骨格や羽毛、皮膚、毛、胃の内容物などが非常に良好な状態で保存されており、貴重な研究材料として利用されています。特に保存状態の良質なコウモリの化石における反響定位(エコロケーション)の研究や霊長類、鳥類、昆虫の進化に関する重要な新しい発見などがなされています。鉱山としての採掘は1960年代には終了していますが、地元ヘッセン州やメッセル市とゼンケンベルク自然研究協会等によって組織されたNGOによって共同管理され貴重な遺産の保護保全を行っています。
レナ石柱自然公園
Lena Pillars Nature Park
ロシアの極東にあるサハ共和国は、東シベリアの広大な面積を占めます。サハ共和国の中央を流れるレナ川の河岸には、壮大な石柱群を見ることができます。高さが100m、より高いものだと200mを超える石柱が連続して40㎞以上も続き、遠くからは、川に垂直に突き刺さっている一枚岩の壁のようにも見えます。これらの石柱群は、年間100℃に達する寒暖差(冬季は-60℃、夏季は+40℃)という、サハの大陸性気候によって形成されました。岩の表面から染み込んだ水が凍結すると、後に凍結融解作用が起きて岩に亀裂が生じます。この繰り返しにより柱間の溝が広がったことで、独特の景観となりました。また、この場所には、カンブリア紀に遡る化石が多数存在し、化石の産地としての重要性も高いことが特徴です。