World Heritage Sites

ジンバブエ共和国 | 世界遺産一覧

(文化遺産)

カミ遺跡

Khami Ruins National Monument
カミ遺跡
この遺跡はジンバブエで二番目に大きな石造建築の遺跡で、標高1,300mのジンバブエ高原の西部に位置しています。近くにカミ川が流れるこの地には先史時代より人類が住んでいたといわれますが、15世紀の中頃、大ジンバブエを放棄したロズウィ族がここに移住し、トルワ王朝を興して新たな都市を建設しました。時代としては、大ジンバブエ時代と後期ジンバブエ時代の間になります。建造物は、花こう岩を直方体に切り出して交互に積み重ねて建てられており、モルタル等を使わない精巧な石積みの技術が特徴です。この遺跡からは、中国の青磁や白磁、ヨーロッパ各国の陶器類が出土しており、この一帯から産出される金をもとに広範囲の国々と交易をおこなっていたことがわかります。また、ポルトガルの宣教師が作ったとされる花こう岩の十字架も残されているなど、ここは数少ない未盗掘の遺跡としても貴重です。
地域: アフリカ / 国名: ジンバブエ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1986年 / 登録基準: (iii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

大ジンバブエ遺跡

Great Zimbabwe National Monument
大ジンバブエ遺跡
ジンバブエ中南部の都市マスビンゴから約30kmの場所にある『大ジンバブエ遺跡』は、11〜15世紀頃にバンツー語系のショナ族によって築かれた巨大な都市遺跡群です。遺跡群は丘の上に築かれた「アクロポリス(丘の遺跡)」、高い石壁に囲まれた「大神殿(大囲壁)」、石の住居が並ぶ「谷の遺跡」の3つの要素で構成されています。宗教的中心地だったアクロポリスは、王族の居住地や儀式の場があったと考えられています。大神殿は14世紀に築かれたもので、その囲いはモルタルを用いず、加工した花崗岩を積み上げてつくられました。高さ約11mの円錐形の塔や住居跡が残されています。谷の遺跡は谷間に点在する住居群で、日干しレンガや石積みの壁でつくられた建物が特徴です。
地域: アフリカ / 国名: ジンバブエ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1986年 / 登録基準: (i)(iii)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

マトボの丘群

Matobo Hills
マトボの丘群
ジンバブエ南西部に位置するマトボの丘群は、ジンバブエの大部分を覆う花崗岩の楯状地で、丘の海のような独特の地形が広がっています。ここには天然の岩窟(ロック・シェルター)がいくつもあり、岩窟内には素晴らしい岩絵のコレクションが残されています。これらの岩絵が描かれたのは少なくとも1万3,000年前に遡り、アフリカ南部において最も集中的に残された岩絵群のひとつとなっています。岩絵からは芸術様式の変遷や信仰を読み取ることができ、石器時代の狩猟採集社会が農耕社会へと移り変わる過程を伝えています。
地域: アフリカ / 国名: ジンバブエ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2003年 / 登録基準: (iii)(v)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right