ナコーンシータンマラートにあるワット・プラ・マハタート・ウォラマハーウィハーン
大仏舎利塔は、中央の巨大なストゥーパとその四隅に置かれた4基のストゥーパ、さらにその周囲を120基の小型ストゥーパが囲む

遺産DATA

地域 : 東・東南アジア 保有国 : タイ王国 分類 : 文化遺産 登録年 : 2026年 登録基準 : (ii) (vi) 遺産の面積 : 0.05356㎢ 座標 : N8 24 41.31 E99 57 58.38

about

タイ最高位の王立寺院のひとつ

タイ南部のナコーンシータンマラートにあるワット・プラ・マハタート・ウォラマハーウィハーンは、8世紀に創建された寺院で、タイに8カ所存在する最高位の王室仏教寺院「ウォラマハーウィハーン」のひとつです。ウォラマハーウィハーンには、ヴィハーンと呼ばれる大規模な本堂をはじめ、重要な建築物が含まれています。ワット・プラ・マハタート寺院の中心には大仏舎利塔があり、仏教における聖典である三蔵(経蔵、律蔵、論蔵。ティピタカとも)の規定に従って、仏舎利塔の南北に僧侶の居住区が設けられています。

海洋交易がもたらした宗教文化の融合

ナコーンシータンマラートは、太平洋とインド洋に挟まれた半島部に位置し、2つの海を結ぶ海洋交易路の要衝として繁栄しました。交易とともに、周辺の地域で信仰されてきたバラモン教やヒンドゥー教、大乗仏教、上座部仏教といった様々な宗教や文化との交流と融合が進みました。ワット・プラ・マハタートの建築や儀礼にはこうした各地の宗教や芸術の影響が見られ、さらにそれがタイ国内だけでなく、マレーシアやミャンマーといった東南アジアの他地域の宗教建築にも影響を与えました。ワット・プラ・マハタートは地域社会の精神的な中心地として機能しており、仏塔に布を巻き付ける伝統儀式や、ユネスコ無形文化遺産であるノーラーの伝統舞踊など、多数の宗教的伝統が現在も受け継がれています。

アクセス

日本(羽田空港、成田空港)からバンコクのドンムアン空港まで、飛行機で約6時間半~7時間。ドンムアン空港からナコーンシータンマラート空港まで国内線で約1時間20分。空港からワット・プラ・マハタート・ウォラマハーウィハーンまで、車で約30分。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー研究員

東京外国語大学言語文化学部卒。在学中にパレスチナやヨルダンなど中東地域への留学を経験。大手メディア企業勤務を経て、2021年より現職。書籍やテレビ番組等の監修を行う。
≫世界遺産の執筆記事一覧
≫構成資産・みどころの執筆記事一覧

遺産DATA

保有国 : タイ王国
分類 : 文化遺産
登録年 : 2026年
登録基準 : (ii) (vi)
遺産の面積 : 0.05356㎢
座標 :N8 24 41.31 E99 57 58.38

アクセス

日本(羽田空港、成田空港)からバンコクのドンムアン空港まで、飛行機で約6時間半~7時間。ドンムアン空港からナコーンシータンマラート空港まで国内線で約1時間20分。空港からワット・プラ・マハタート・ウォラマハーウィハーンまで、車で約30分。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー研究員

東京外国語大学言語文化学部卒。在学中にパレスチナやヨルダンなど中東地域への留学を経験。大手メディア企業勤務を経て、2021年より現職。書籍やテレビ番組等の監修を行う。
≫世界遺産の執筆記事一覧
≫構成資産・みどころの執筆記事一覧