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アルジェの旧市街カスバ
Kasbah of Algiers
アルジェリアの首都アルジェには、イスラムの城塞地区が残ります。16世紀にはスペインに侵略されたこの地は、地中海支配の拠点とすべく、幾つもの要塞が築かれていました。しかし、ほどなくしてこの地域を奪回した人物がいました。海賊の首領であったバルバロス・ハイレッディンです。彼は赤褐色の髪とひげをもつため「赤ひげ」と呼ばれていました。彼はこの地をオスマン帝国に献上すると、地方長官に任命され、以後キリスト教国の商船から略奪した財宝や人質の身代金でカスバの礎を築いていきました。カスバとは本来「城塞」を意味しますが、現在はアルジェの旧市街のことをカスバと呼びます。ただし、その後のフランスの植民地支配により、当時の建物はほとんど破壊され、当時の面影はわずかしか残されていません。
アンコールの遺跡群
Angkor
ウラジーミルとスーズダリの白い建造物群
White Monuments of Vladimir and Suzdal
エル・タヒンの古代都市
El Tajin, Pre-Hispanic City
ガリ
K’gari
オーストラリア大陸の東海岸にある南北約120kmにわたる世界最大の砂の島です。大陸の東部にあるグレート・ディヴァイディング山脈から風化で削られた砂が飛んできて堆積して形成されました。砂丘は海鳥たちの生息地となり、鳥たちにより運ばれた種子が芽吹いて成長し、森が広がり安定した台地となりました。この島にはアボリジナル・ピープルの人々が約4万年前に初めて居住したと考えられています。先住民バジャラ族は、島を「天国」という意味の「ガリ」と呼びました。19世紀半ばに木材資源が豊富にあることが知られ、それを目的とするヨーロッパ人が大挙して来島しました。20世紀になると製材所や鉄道なども造られ、島の自然は荒廃していきましたが、1991年に伐採が全面的に停止されました。また、1976年には採掘も終了し、環境回復が進められています。
九寨溝:歴史的・景観的重要地区
Jiuzhaigou Valley Scenic and Historic Interest Area
黄龍:歴史的・景観的重要地区
Huanglong Scenic and Historic Interest Area
黄龍は、中国四川省北西部の岷山山脈の主峰のひとつ、玉翠山麓に広がる景勝地です。山麓の樹海に囲まれた渓谷には、水に含まれる石灰分が長い年月をかけて石灰棚を形成し、そうしてできたら3,000余りの湖沼が点在しています。山肌に沿って階段状に連なる石灰華段丘の様子が、あたかも山肌をうねりながら天へ昇る巨大な龍の鱗のように見えることから、「黄龍」の名が付けられたとされています。なかでも「黄龍彩池群」は最大規模の景勝地で、周囲の高山や渓谷、滝、林海が一体となった見事な自然景観を楽しむことができます。また、最も高い場所にある「五彩池」の水面は、見る場所や時間によって青や緑とさまざまな色に変化するのが特徴です。さらに、この地にはジャイアントパンダやキンシコウといった希少動物を含む多種多様な動植物が生息しており、その生態系の豊かさから、2000年にはUNESCOの生物圏保存地域にも指定されました。
ザモシチの旧市街
Old City of Zamość
サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿
Pythagoreion and Heraion of Samos
エーゲ海南東部、アナトリアに近い場所に浮かぶサモス島は、全能の神ゼウスの正妻であるヘラの生誕地とされており、神話上極めて重要な島です。島がポリュクラテスという僭主(独裁者)によって支配されていた紀元前6世紀頃までに、サモス島は東地中海の主な航行拠点となりました。「ヘラ神殿(ヘライオン)」の起源は、前750年頃に建築された小規模な神殿で、前670年頃の水害で崩壊しました。その後すぐに再建された神殿は、正面に二重の列柱をもつ最初の例でした。前570年頃には2倍の面積をもち、100本以上の柱で支えられたイオニア式の神殿が建築されるのですが、今度は戦火により崩壊してしまいます。そこでポリュクラテスが命を出し、パルテノン神殿をも凌ぐ、幅55.16m、奥行き108.63mの巨大な神殿を建てようとしました。しかし、250年にもわたる工事を施したにもかかわらず、結局完成することはなく、3世紀のゲルマン人の侵入により破壊されてしまいました。
ソロヴェツキー諸島の文化歴史的建造物群
Cultural and Historic Ensemble of the Solovetsky Islands
タオス・プエブロの伝統的集落
Taos Pueblo
チェスキー・クルムロフの歴史地区
Historic Centre of Český Krumlov
テルチの歴史地区
Historic Centre of Telč
ノヴゴロドと周辺の歴史的建造物群
Historic Monuments of Novgorod and Surroundings
バンチェンの考古遺跡
Ban Chiang Archaeological Site
ブールジュの大聖堂
Bourges Cathedral
ブールジュは、古代ローマ時代には「アヴァリクム」と呼ばれていた都市で、現在のサントル=ヴァル・ド・ロワール地域に位置しています。ここはガリアで最初期のキリスト教共同体のひとつで、サン・テティエンヌ大聖堂は最初の殉教者である聖ステファノに捧げられ、3世紀から礼拝の場として使われてきた場所に建てられています。ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂は、12世紀末から13世紀末にかけて建てられたゴシック美術の傑作のひとつで、その均整の取れたプロポーションと統一感のある設計が高く評価されています。タンパン(半円形の彫刻部分)、彫像、ステンドグラスは特に印象的で、建築の美しさだけでなく、中世フランスにおけるキリスト教の力を物語っています。
ブトリントの考古遺跡
Butrint
アルバニア南部にあるブトリントは、紀元前800年からローマ人が到来するまでギリシャ文化の影響を受け、円形劇場や医療の神アスクレピオスを祀る神殿が残っています。紀元前44年にブトリントはローマの植民地となり、湿地を埋め立てられて大幅に拡張され、水道などが建設されました。5世紀には司教区の中心地となり、要塞化が進み、バシリカ式の聖堂や礼拝堂が建てられました。一時放棄された時期を経て、9世紀にはビザンツ帝国の支配下で再建されました。その後、ブトリントはヴェネツィアやオスマン帝国といった各時代の大国の支配下に置かれました。この遺跡は地中海史の縮図であり、最古の居住記録は紀元前5万年から前19世紀頃まで遡ることができます。
プラハの歴史地区
Historic Centre of Prague
武陵源:歴史的・景観的重要地区
Wulingyuan Scenic and Historic Interest Area
ランメルスベルク鉱山とゴスラーの歴史地区、ハルツ山地上部の水利システム
Mines of Rammelsberg, Historic Town of Goslar and Upper Harz Water Management System