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カルパティア山脈と他のヨーロッパ地域のブナ原生林
Ancient and Primeval Beech Forests of the Carpathians and Other Regions of Europe
ヨーロッパの広範囲に広がる10種のブナ原生林は、氷河期後期からの生物進化やブナの分化の過程が知れる貴重な遺産です。ブナの他にもヨーロッパナラをはじめ、絶滅の危機に瀕した80種を含む1,067種の植物や101種の鳥類、73種の哺乳類などが登録地に生息しています。また、広大な森林には、IUCNのレッドリストにも記載されているキンメフクロウも生息しています。2007年にスロバキアとウクライナの世界遺産として登録されましたが、その後、登録範囲が順次拡大されていきました。この地のブナ原生林は、現存するヨーロッパブナ(ファグス・シルヴァティカ)の原生林として世界最大であり、その中には世界最樹高のブナの標木も含まれています。
スレバルナ自然保護区
Srebarna Nature Reserve
ブルガリア北東部ドナウ川の下流に広がるスレバルナ自然保護区」は、「銀の湖」を意味するスレパルナ湖を中心に、ブルガリアに生息するほぼ全種の鳥類が見られる6㎢の湿原地帯です。プロンズトキやオオサギなどのサギ類を含む100種類の鳥類や、ユーラシアカワウソなど39種類の哺乳類が確認されているほか、両生類や爬虫類も多数生息し、一時は絶滅が危惧された、ペリカンの最大種であるハイイロペリカンが50~100つがいも確認されています。またこの自然保護区は、渡り鳥の飛来路にある重要な湿地でもあり、約80種の渡り鳥に季節ごとの生息地を提供しています。世界的に絶滅の危機に瀕しているコビウとアカガンが越冬するところでもあります。1948年に自然保護区となり、1975年にはラムサール条約の登録地にもなっています。
ピリン国立公園
Pirin National Park