皇帝が紫禁城へ出入りする際に、肩輿に乗った場所でもある
見どころDATA
皇宮建築の威厳を引き立てる壮麗な装飾
端門は、明・清両時代に皇帝の儀礼用品を保管していた場所で、同時に儀仗を整備する場でもありました。端門の両側には官吏が休んで待つ部屋もあり、皇帝が儀礼を執り行う朝堂空間を構成していました。北京の中軸線上では、北側にある故宮南面の午門と、南側にある天安門の間に挟まれた位置にあります。建物は壮麗な装飾に彩られ、天安門や午門と共に美しい軸線を描いて皇宮建築の威厳を引き立てる重要な門戸の一つとなっています。2018年には、故宮博物院が展示施設「端門デジタル館」を開設。明、清時代の紫禁城をVR技術で再現した作品が、館内のVRシアターで一般公開されました。
執筆協力者PROFILE
毎日新聞記者・デスク/世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター
文化遺産や美術工芸を自身のテーマに関西や北陸、四国で長年取材・執筆。アンコールやマヤなど海外の遺跡取材や、「世界遺産ポンペイの壁画展」などの展覧会運営にも携わった。国内唯一の点字新聞でデスクを担った経験から、世界遺産のアクセシビリティーにも関心を持つ。
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毎日新聞記者・デスク/世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター
文化遺産や美術工芸を自身のテーマに関西や北陸、四国で長年取材・執筆。アンコールやマヤなど海外の遺跡取材や、「世界遺産ポンペイの壁画展」などの展覧会運営にも携わった。国内唯一の点字新聞でデスクを担った経験から、世界遺産のアクセシビリティーにも関心を持つ。