ジャスパー国立公園
カナディアン・ロッキー最大の氷河湖、マリーン湖。湖に浮かぶスピリット島にはボートでアクセスできる

見どころDATA

雄大な自然と美しい星空が楽しめる

ジャスパー国立公園は、1930年にカナダの国立公園に指定されました。3,000m級の山々に守られた公園内には、現在でも人の手がほとんど入っていない土地が約70%も残されており、そびえ立つ山々や氷河、美しい氷河湖や水量が豊かな滝など、雄大な自然が広がっています。そのスケールは、バンフ国立公園をもしのぐとも言われています。ジャスパー国立公園の面積は約11,228㎢で、カナディアン・ロッキー山脈に位置するカナダ最大の国立公園です。また、街の明かりなどの人工的な光が少なく夜空がとても暗いことから、世界有数の星空保護区としても知られています。美しい星空を楽しむためのジャスパー・ダークスカイ・フェスティバルが、毎年10月に開催されています。

コロンビア大氷原
北米最大の氷原、コロンビア大氷原(©Cavan/Adobe Stock)

毛皮の交易所から、国立公園観光の拠点へ

ジャスパー国立公園周辺では、かつて先住民族がアサバスカ川流域や山々の麓の草原で狩猟による生活を営み、川は移動や交易のための交通路として重要な役割を果たしていました。1907年、カナダ政府はこの地域を森林公園として保護しました。同じ時期に大陸横断鉄道が開通し、その沿線に「フィッツヒュー」という小さな集落が誕生しました。アサバスカ川沿いに位置するこの集落には、カナダの毛皮貿易を支えたハドソン湾社(Hudson’s Bay Company)とノースウェスト社(North West Company)によって設立・運営された交易所が置かれました。その後、交易所の管理者であり探検家でもあったジャスパー・ホーズにちなんで町の名前は「ジャスパー」と改められ、やがて雄大な山々の美しさを求める人々が訪れる国立公園観光の拠点へと発展していきました。

執筆協力者PROFILE

高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

兵庫県出身。中学3年生の夏休みの台湾ひとり旅をきっかけに、旅行先の歴史・景色・料理など、世界を知る魅力のとりこになる。「世界遺産を学習して見て感動して」をモットーに活動。全国通訳案内士の資格も有し、日本の魅力も発信している。
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高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

兵庫県出身。中学3年生の夏休みの台湾ひとり旅をきっかけに、旅行先の歴史・景色・料理など、世界を知る魅力のとりこになる。「世界遺産を学習して見て感動して」をモットーに活動。全国通訳案内士の資格も有し、日本の魅力も発信している。
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