見どころDATA
ヴォーバンの城壁に守られるルクセンブルク司法の中心地
「聖霊の砦」があるこの高台には、1234年に同じ名前を持つ修道院が建設されました。14世紀に第3の環状城壁が築かれた際、この高台は城壁の内側へと組み込まれました。16世紀半ばから始まるスペイン統治時代には、その軍事的・戦略的な重要性が注目されるようになります。その後1685~1687年にかけて、フランスの軍事要塞建築家ヴォーバンが砦の敷地を拡張し、城壁を強固な稜堡へと補強したことで、現在見られる砦の基本的な形が整えられました。現在、この場所には裁判所などが集まり、ルクセンブルクの司法の中心地となっています。
聖霊の砦へと続くヨーロッパで最も美しい散策路
ボックの断崖から、「聖霊の砦」の下部、通称「円形砦(ロンデレン)」まで伸びているのが、コルニッシュ通りと呼ばれる散策路です。ルクセンブルクの作家バティ・ヴェーバーが「ヨーロッパで最も美しいバルコニー」と称したこの散策路は、17世紀にスペイン人とフランス人によって築かれた城壁の上に沿い、アルゼット川の谷間に向かって伸びています。1870年頃までは急勾配の場所に階段がありましたが、要塞の解体に伴って整地されました。さらに、銃眼(狭間)が開けられた城壁の大部分が撤去されたことで、アルゼット川の渓谷やグルント地区、そしてラム台地の素晴らしい景観を楽しめるようになりました。
執筆協力者PROFILE
兵庫県出身。中学3年生の夏休みの台湾ひとり旅をきっかけに、旅行先の歴史・景色・料理など、世界を知る魅力のとりこになる。「世界遺産を学習して見て感動して」をモットーに活動。全国通訳案内士の資格も有し、日本の魅力も発信している。
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兵庫県出身。中学3年生の夏休みの台湾ひとり旅をきっかけに、旅行先の歴史・景色・料理など、世界を知る魅力のとりこになる。「世界遺産を学習して見て感動して」をモットーに活動。全国通訳案内士の資格も有し、日本の魅力も発信している。
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