大小二つの阿弥陀堂と、舞鶴が池からなる浄土庭園が築かれていた
構成資産DATA
調査・修復された浄土庭園と伽藍跡
観自在王院は、奥州藤原氏2代基衡の夫人が造営した寺院です。基衡の死後、その邸宅を寺院に改修したものと考えられています。基衡が建立した毛越寺の東隣に位置し、藤原道長が京都に建てた法成寺を模したと伝えられています。平安時代に著された日本最古の庭園書『作庭記』に基づいて造られた伽藍と浄土庭園は、東西約120m、南北約240mにおよぶ広大なものでした。近世になるまでに堂塔のすべてが荒廃してしまいましたが、発掘調査と修復作業により往時の姿が解明されました。中心となる「舞鶴が池」には、巨石を積み重ねて荒磯を表現した石組みや洲浜、中島などが配置されています。また、池の北側には、西に大阿弥陀堂跡、東に小阿弥陀堂跡が見られ、池の東側には鐘楼跡と普賢堂跡とされる遺構も確認できます。
執筆協力者PROFILE
高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター
兵庫県出身。中学3年生の夏休みの台湾ひとり旅をきっかけに、旅行先の歴史・景色・料理など、世界を知る魅力のとりこになる。「世界遺産を学習して見て感動して」をモットーに活動。全国通訳案内士の資格も有し、日本の魅力も発信している。
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高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター
兵庫県出身。中学3年生の夏休みの台湾ひとり旅をきっかけに、旅行先の歴史・景色・料理など、世界を知る魅力のとりこになる。「世界遺産を学習して見て感動して」をモットーに活動。全国通訳案内士の資格も有し、日本の魅力も発信している。
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