日光山内
輪王寺大猷院へ続く下新道。建造物を取り巻く豊かな自然も遺産価値に含まれている

見どころDATA

地域 : 東・東南アジア 保有国 : 日本国 登録名 : 日光の社寺

自然美と人工美が織りなす空間

世界遺産「日光の社寺」は、東照宮、二荒山神社、輪王寺の二社一寺にある103の建造物群と、それらを取り囲む空間としての境内地である「日光山内」で構成されています。日光山内は、日光連山を源とする稲荷川と大谷川に囲まれた場所であり、山内一帯の約50ha(0.5㎢)が国の史跡に指定されています。さらに、その周囲の約370ha(3.7㎢)が世界遺産の緩衝地帯(バッファー・ゾーン)となっています。数百年の樹齢を持つ周囲の森林がもたらす自然美と、多彩な建築物の人工美が調和しており、春には弥生祭、秋には東照宮の例大祭・百物揃千人武者行列など、多くの人々が関わる祭りや行事が行われてきました。また、地形に合わせた石段、参道、そして樹齢数百年の杉並木や石灯籠群などは、境内地としての宗教的活動空間をつくりだしています。日光山内は1,200年もの間変わることなく、自然、歴史、人間が織りなす空間となっています。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー客員研究員

米国総合化学会社の日本法人にて海外人事部門などで40年間勤務した後、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界文化遺産学専攻の博士課程を修了。博士(世界遺産学)。日本造園学会会員。日本シルク学会会員。元大東文化大学国際関係学部非常勤講師。

見どころDATA

保有国 : 日本国
登録名 :日光の社寺

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー客員研究員

米国総合化学会社の日本法人にて海外人事部門などで40年間勤務した後、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界文化遺産学専攻の博士課程を修了。博士(世界遺産学)。日本造園学会会員。日本シルク学会会員。元大東文化大学国際関係学部非常勤講師。