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フィリピン共和国 | 世界遺産一覧

(文化遺産)

フィリピンのコルディリェーラの棚田群

Rice Terraces of the Philippine Cordilleras
フィリピンのコルディリェーラの棚田群
フィリピンの少数民族イフガオ族が2,000年前に作り上げた棚田群は、標高1,000~2,000mの急勾配の斜面に位置しており、石や土でできた壁で形作られた丘や山の自然なかたちを活かした形状と複雑な灌漑システムによって形成されています。考古学的な調査によってもこの高度な技術がこの地域で2,000年もの間、ほとんど変わらずに使用されてきたことが明らかになっており、棚田文化という伝統の存続とその優れた耐久性の証拠となっています。
地域: 東・東南アジア / 国名: フィリピン共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1995年 / 登録基準: (iii)(iv)(v)
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フィリピンのバロック様式の教会群

Baroque Churches of the Philippines
フィリピンのバロック様式の教会群
スペイン統治時代の16~18世紀にかけて建築されたバロック様式の教会群で、マニラのサン・アグスティン教会、パオアイ(ルソン島北部)のサン・アグスティン教会、サンタ・マリア(ルソン島北部)のアスンシオン教会、パナイ島ミアガオのビリャヌエバ教会の4つが登録されています。これら4つの教会は、バロック様式をフィリピンの気候風土に合わせて再解釈した優れた例であり、その後のフィリピンにおける教会建築に大きな影響を与えました。
地域: 東・東南アジア / 国名: フィリピン共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1993年 / 登録基準: (ii)(iv)
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