World Heritage Sites

スロベニア共和国 | 世界遺産一覧

(文化遺産)

アルプス山脈周辺の先史時代の掘立柱住居群

Prehistoric Pile dwellings around the Alps
アルプス山脈周辺の先史時代の掘立柱住居群
アルプス山系周辺には937ヵ所にものぼる考古学的集落遺跡がありますが、そのうちの6ヵ国にまたがる111ヵ所の遺跡群が世界遺産に登録されています。ここには紀元前5000年頃から紀元前500年頃までの掘立柱住居跡が残されており、ヨーロッパにおける初期の村落社会の状況を今に伝えています。この時期、人々は農耕だけでなくアルプスを越えていく交易も行っており、火打石や琥珀、陶器など様々なものが取引されていました。それらの運搬には、最古級の木製車輪を用いた荷車などが使われていた痕跡もあります。また、紀元前3000年頃に遡るヨーロッパ最古の織物なども発見されています。
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アルマデンとイドリア:水銀鉱山の遺跡

Heritage of Mercury. Almadén and Idrija
アルマデンとイドリア:水銀鉱山の遺跡
スペインのアルマデンとスロベニアのイドリアは、近年まで世界最大の水銀鉱山として名を馳せてきました。アルマデンでは古代から水銀の抽出が行われており、イドリアでは1490年に水銀が発見されます。そして、両地点ともハプスブルク家出身のスペイン国王フェリペ2世の時代にスペインの領土であったことから、水銀の供給拡大へ大きく関わっていきました。現在、世界的に毒性の強い水銀の使用は禁止される方向にあることから、消えていく技術や産業文化を伝える貴重な遺跡とも言えます。
地域: ヨーロッパ / 国名: スペイン, スロベニア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2012年 / 登録基準: (ii)(iv)
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リュブリャナにあるヨジェ・プレチニクの作品群:人間中心の都市デザイン

The works of Jože Plečnik in Ljubljana – Human Centred Urban Design
リュブリャナにあるヨジェ・プレチニクの作品群:人間中心の都市デザイン
大戦間期は、オーストリア・ハンガリー帝国の崩壊を受けて、中欧や東欧において独立国家や都市の建設プロジェクトが惹き起こされた時代です。各地で起こったモダニズム(近代建築)運動による都市建設とは異なり、建築家ヨジェ・プレチニクは、都市に暮らす「人間」を中心としたアプローチを行っています。緑の遊歩道や水路沿いの遊歩道を都市の軸として捉え、それを中心として旧来の教会や庭園といった施設なども都市のネットワークの構成要素として構築しています。他の都市計画における「機能」のみを優先した都市計画ではなく、様々な用途を結びつけることで、都市全体に新たなアイデンティティをもたらしました。
地域: ヨーロッパ / 国名: スロベニア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2021年 / 登録基準: (iv)
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