World Heritage Sites

英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国) | 世界遺産一覧

(自然遺産)

ゴフ島及びインアクセシブル島

Gough and Inaccessible Islands
ゴフ島及びインアクセシブル島
英国の世界遺産であるゴフ島とインアクセシブル島は、アフリカ大陸の南端と南アメリカ大陸の南端との中間に位置する、南大西洋上に浮かぶ島です。この2つの島は人間界から隔絶され、亜寒帯の海洋性気候でしばしば暴風雨に見舞われる厳しい自然環境にあります。断崖が続く海岸線には、アルバトロス(アホウドリ)などの海鳥が、巨大な集団営巣地を形成しています。ゴフ島には、固有種の陸鳥が2種、固有種の植物が12種生息しており、また、インアクセシブル島ではマメクロクイナが有名ですが、これは「飛べない鳥」として世界で最も小さい種です。
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ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸

Giant's Causeway and Causeway Coast
ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸
緑豊かな自然が広がるアイルランド島の北端の海岸線には、正六角形をした約4万本の玄武岩の石柱が、約8㎞にわたって陸から海へとなだらかに続く石の道のように伸びています。この不思議な光景は、この地に伝わる巨人伝説にちなみ、「ジャイアンツ・コーズウェイ」(巨人の石道)と名付けられています。これらの石柱は人間が意図的に並べたように見えますが、約6,000万年前の火山の大爆発の際に、大量のマグマが冷えて固まる過程の自然現象でつくられたものです。他にも、この海岸では、12mの高さの柱が60本並ぶ「巨人のオルガン」や、浸食により崖から切り離された多くの柱が見られることから「煙突口」と呼ばれる独特の景観を見ることができます。
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ドーセット及び東デヴォン海岸

Dorset and East Devon Coast
ドーセット及び東デヴォン海岸
イングランド南西の沿岸部で、デヴォン州エクスマスからドーセット州スタットランド湾にかけてのイギリス海峡に面した海岸には、生物進化の過程を示す多様な化石が埋まっています。2001年に世界遺産『ドーセット及び東デヴォン海岸』として登録された155㎞に及ぶ範囲には、約2億5,200万年前の三畳紀から、ジュラ紀、白亜紀まで、約1億8,500万年にわたる中生代の地層が露出した場所が存在し、幅広い年代にまたがった多数の化石が発掘されています。そこでは、代表的なアンモナイトを始めとして、魚類、海生・陸生の爬虫類、哺乳類、そして樹木に至る多様な生物の化石が見られます。それらの化石は18世紀から今日に至るまで、300年以上にわたって古生物学や古気候学の貴重な研究史料となっています。なお、地質時代区分の古生代デヴォン紀の名称は、この東デヴォン海岸に由来しています。
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フロー・カントリー

The Flow Country
フロー・カントリー
イギリス北部、スコットランドの最北部にあるケイスネス州とサザーランド州にまたがるフロー・カントリーは、広さが約4,000㎢(滋賀県とほぼ同じ大きさ)もあり、ヨーロッパ最大級のブランケット湿原の一つです。ブランケット湿原とは、深い底なし沼の上に草が生い茂る湿原であり、その上に立つと、大地が上下に波打つように感じるためこのような名称がつけられています。この地には元々氷河がありましたが、約1万年前に最終氷期が終わると、氷河が後退し、徐々に泥炭が蓄積する環境になりました。約9,000年にわたり泥炭は蓄積され、厚さは8mを超えることがあります。
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ヘンダーソン島

Henderson Island
ヘンダーソン島
南太平洋ポリネシアの東端に位置する英領ピトケアン諸島のひとつで、面積37㎢の環状サンゴ礁の無人島です。17世紀初頭にスペイン人が上陸しましたが、18世紀以降は無人島となり、手つかずの原始のままの環境が残りました。ここには固有種が多く生息しており、飛べない鳥ヘンダーソンクイナをはじめとして陸鳥4種すべてが固有種です。また絶滅危惧種のヘンダーソンミズナギドリの唯一の繁殖地となっています。
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