サン・ピエトロ大聖堂前に広がる広場
ベルニーニによって設計された、抱擁の広場
サン・ピエトロ広場は、サン・ピエトロ大聖堂の目の前に広がる広場です。17世紀に、教皇アレクサンデル7世の命を受けて、建築家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニが設計し、1667年に完成しました。広場は上空から見ると鍵穴のような形をしています。半円形の回廊が大聖堂のファサードまで連なっており、訪れる人々を包み込むような構成となっています。回廊には高さ約16mの柱が4列にわたって計284本立ち、その上には140体の聖人の像が置かれています。広場の中央には、古代エジプトのオベリスクがそびえ、その頂上には、十字架が備え付けられています。このオベリスクは、1世紀頃にこの地に存在した円形闘技場に置かれていたもので、西暦64年にネロ帝によって殉教した聖ペテロやキリスト教徒を想起させるものとなっています。


執筆協力者PROFILE
NPO法人世界遺産アカデミー研究員
東京外国語大学言語文化学部卒。在学中にパレスチナやヨルダンなど中東地域への留学を経験。大手メディア企業勤務を経て、2021年より現職。書籍やテレビ番組等の監修を行う。
≫世界遺産の執筆記事一覧
≫構成資産・みどころの執筆記事一覧
執筆協力者PROFILE
NPO法人世界遺産アカデミー研究員
東京外国語大学言語文化学部卒。在学中にパレスチナやヨルダンなど中東地域への留学を経験。大手メディア企業勤務を経て、2021年より現職。書籍やテレビ番組等の監修を行う。
≫世界遺産の執筆記事一覧
≫構成資産・みどころの執筆記事一覧