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モロッコ王国 | 世界遺産一覧

ヴォルビリスの考古遺跡

Archaeological Site of Volubilis
ヴォルビリスの考古遺跡
モロッコにあるヴォルビリスの考古遺跡は、古代ローマ、キリスト教、イスラム教さらにはアフリカ民族の歴史、建築、文化を示す重要な遺跡です。先史時代からイスラム期までの10世紀以上にわたり、この地域に存在した様々な文化の痕跡を物語っています。ヴォルビリスには少なくとも紀元前3世紀には人々が居住し、紀元前3世紀~西暦40年までのマウレタニア王国時代には、日干しレンガを積み上げた城壁を備える小さな街が存在したと明らかになっています。これらの古代ローマ以前のアフリカの文化は、現代では既に失われたものであり、このようなものに焦点を当てている点でもここは重要な遺跡のひとつです。
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (ii)(iii)(iv)(vi)
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エッサウィーラ(旧名モガドール)の旧市街

Medina of Essaouira (formerly Mogador)
エッサウィーラ(旧名モガドール)の旧市街
絵描きやミュージシャンなど、多くの芸術家をも魅了するエッサウィーラは、モロッコの大西洋岸に位置します。ここが今のような街並みに形成されたのは、1765年です。当時この地域を支配していたアラウィー朝のスルタンは、外に開かれたモロッコ最大の国際貿易拠点にすることを目指しました。街の設計を担ったのが、フランス人建築家のニコラ・テオドール・コルニュです。ヴォーバン様式の影響を受けていたコルニュは、北アフリカにおけるこの港町にヨーロッパの機能的な軍事建築を取り入れ、再構築しました。イスラームの伝統的な街並みとそれらは調和し、異文化が融合した独自の景観を生み出しています。エッサウィーラという名は、「見事な設計」を意味します。
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2001年 / 登録基準: (ii)(iv)
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テトゥアンの旧市街(旧名ティタウィン)

Medina of Tétouan (formerly known as Titawin)
テトゥアンの旧市街(旧名ティタウィン)
モロッコの北部、地中海沿岸に位置するテトゥアン。ここは8世紀頃から始まるイスラーム期に、モロッコとイベリア半島を結ぶ戦略的拠点として重要視されていました。14世紀に入るとマリーン朝が街を築きましたが、100年も経たないうちに、スペイン軍に破壊されてしまいました。その後、レコンキスタ(国土回復運動)でスペインからこの地に逃げてきたムスリムやユダヤ教徒ら避難民によって街は再建され、城塞化された都市として歩むことになりました。デルサ山の急斜面につくられた旧市街は約5㎞の城壁に囲まれています。
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (ii)(iv)(v)
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フェズの旧市街

Medina of Fez
フェズの旧市街
モロッコ北部、セブ川中流の内陸都市フェズは、8世紀末イドリース朝のイドリース2世によって建設されたモロッコ最古のイスラム都市です。13世紀のマリーン朝時代に発展し、西方イスラム宗教や学術の中心となり、現在でも中世イスラム都市の姿が残っています。都市空間の本来の機能と特性の大部分が完全な状態で保存されている点にフェズの遺産としての価値があります。建築や考古学、都市景観だけでなく、存続する暮らしぶりや技術、文化が維持され今日にも伝えられています。
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1981年 / 登録基準: (ii)(v)
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マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市

Portuguese City of Mazagan (El Jadida)
マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市
カサブランカ南西90kmに位置するアル・ジャジーダ市の一部であるマサガンは、16世紀初頭に大西洋沿岸の要塞植民地として建設されました。マサガンとはベルベル語で「たてがみをもつ女性」という意味ですが、19世紀にスルタンであったアブルドゥ・ラフマンによって「新しい」という意味の「アル・ジャジーダ」と名づけられました。ポルトガル占領時、マサガンはインドへの航路上に位置する、西アフリカにおけるポルトガル人探検家たちの重要な拠点として機能しました。
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2004年 / 登録基準: (ii)(iv)
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マラケシュの旧市街

Medina of Marrakesh
マラケシュの旧市街
モロッコ史における重要な歴史的都市 マラケシュはモロッコでフェズに次ぐ2番目に歴史を持つ都市です。ムラービト朝時代の1070~1072年にかけて建設され、以後長きにわたりモロッコの政治、経済、文化の中心地でした。赤土色の
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (i)(ii)(iv)(v)
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ミクナースの旧市街

Historic City of Meknes
ミクナースの旧市街
ミクナースの旧市街はムラービト朝の軍事拠点として築かれ、その後アラウィー朝のムーレイ・イスマーイール(在位:1672~1727年)の治世にアラウィー朝の首都に制定されました。ムーレイ・イスマーイールは、ミクナースをスペイン・ムーア様式の壮麗な帝都として発展させ、約50年間にわたり宮殿、モスク、庭園、カスバなどを建設しました。ムーレイ・イスマーイールは「モロッコのルイ14世」と呼ばれたほか、フランスの保護領時代には、ミクナースは「モロッコのヴェルサイユ」や「小さなパリ」といった愛称をもち、その美しさで知られていました。
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1996年 / 登録基準: (iv)
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要塞村アイット・ベン・ハドゥ

Ksar of Ait-Ben-Haddou
要塞村アイット・ベン・ハドゥ
モロッコの首都ラバトから南に約300km進んだアトラス山脈の南麓に位置するアイット・ベン・ハドゥは7世紀に北アフリカの先住民ベルベル人が築いた要塞の村です。一帯にはイスラム勢力から逃れてきた人々が建てたクサールと呼ばれる要塞化した村があります。アイット・ベン・ハドゥは保存状態が最もよいクサールのひとつです。この地域はサハラ砂漠の玄関口であり、この要塞村はサハラ砂漠手前の地域の土造り建物技術の完全な概観を示す建物です。またこの地域は古代スーダンとマラケシュとを結ぶ商業ルートの多くの交易拠点のひとつでもありました。
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (iv)(v)
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ラバト:近代の首都と歴史都市の側面を併せもつ都市

Rabat, modern capital and historic city: a shared heritage
ラバト:近代の首都と歴史都市の側面を併せもつ都市
ラバトはモロッコ北西部、ブール川の河口の大西洋岸に位置するモロッコの首都です。20世紀前半のフランス保護領時代に計画的に改造され、アフリカ北西部のマグレブ地方特有の旧市街のデザインが尊重され、その南側に新市街が組み込まれました。新市街は20世紀のヨーロッパ的都市理念がみられる一方、旧市街には12~17世紀のイスラム王朝時代の建物も残り、過去と現在の建物群が見事に調和した都市が形成されています。
地域: アフリカ / 国名: モロッコ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2012年 / 登録基準: (ii)(iv)
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