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ペルー共和国 | 世界遺産一覧

ウアスカラン国立公園

Huascarán National Park
ウアスカラン国立公園
ウアスカラン国立公園はペルーのアンデス中央部、世界最高峰の熱帯山脈コルディジェラ・ブランカ山群のほぼ全域に広がっています。​この公園は、標高約2,500mから6,000m以上に及ぶ多様な標高帯を有し、27の6,000m級の雪山を含む壮大な景観が広がっています。​特に、標高6,768mのウアスカラン山はペルー最高峰であり、同国の象徴的な存在です。他にもトルコブルーの美しいヤンガヌコ湖などがあります。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (vii)(viii)
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クスコの市街

City of Cuzco
クスコの市街
クスコは、標高3,400mの高地に11~12世紀頃に建設された都市です。15世紀の9代皇帝パチャクテクの時代に絶頂期を迎え、現在のエクアドルからチリにいたる南北2,000kmの地域に約1,200万人もの人々が暮らす大帝国へと発展しました。街は明確な宗教的・行政的機能を備えた複雑な都市中心地へと発展し、周囲には、農業、職人技、工業生産のための地域に囲まれていました。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (iii)(iv)
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ナスカとパルパの地上絵

Lines and Geoglyphs of Nasca and Palpa
ナスカとパルパの地上絵
ナスカとパルパの地上絵は、ペルー南部の乾燥したナスカ高原とパルパ平原に広がる約450㎢の地域に点在しており、紀元前500年から紀元後500年にかけて、数千点以上の地上絵が描かれました。この地は年間平均降水量が10mm以下の乾燥地帯で、台地の表面に広がる褐色の小石を取り除くと、白い砂が露出するため、この色の違いを利用して地上絵が制作されました。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1994年 / 登録基準: (i)(iii)(iv)
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マチュ・ピチュ

Historic Sanctuary of Machu Picchu
マチュ・ピチュ
マチュ・ピチュ(ケチュア語で「老いた峰」)は、標高約2,430mの位置に築かれたインカ帝国の都市遺跡で、その都市の誕生は15世紀半ばとされています。16世紀にインカ帝国がスペイン人に征服されたときに放棄されましたが、1911年にアメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムがマチュ・ピチュを発見し世界に知られるようになりました。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (i)(iii)(vii)(ix)
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リマの歴史地区

Historic Centre of Lima
リマの歴史地区
リマの歴史地区は、1535年にフランシスコ・ピサロによって設立され、スペイン植民地時代の都市計画と建築が色濃く残る地域です。アルマス広場を中心に放射状に広がる街路網や、石畳の通り、アーチ型の橋など、当時の都市設計が今も息づいています。これらの要素は、南米の植民地都市の発展を示す貴重な証拠とされています。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1988年 / 登録基準: (iv)
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