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スリランカ民主社会主義共和国 | 世界遺産一覧

ゴールの旧市街とその要塞

Old Town of Galle and its Fortifications
ゴールの旧市街とその要塞
「インドの涙」と呼ばれる、インド洋に浮かぶスリランカ。この島の南西海岸の岬に位置するゴールは、中東と中国を海路で結ぶ「海の道」(または“海のシルク・ロード”)の中継地点として古代から栄えました。大航海時代の16世紀にはポルトガル人が進出し、要塞を建設。18世紀には、ポルトガルとの覇権争いに勝利してアジアに進出したオランダがこの土地を支配し、ゴールは要塞都市として最盛期を迎えます。その後、イギリスに支配国が移ってからも、ゴールは貿易港として繁栄し続けました。ゴール旧市街の内部には、イギリス国教会の聖堂、キリスト教聖堂を転用したモスクなどが混在しています。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1988年 / 登録基準: (iv)
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シーギリヤの古代都市

Ancient City of Sigiriya
シーギリヤの古代都市
スリランカ中部にそびえる『シーギリヤの古代都市』は、高さ約200mもある巨大な岩山の宮殿跡です。5世紀後半、シンハラ王国のカッサパ1世という王によって、岩山の頂上に都が築かれました。彼は王である父ダートゥセナを殺し、正当な継承者だった弟モッガラーナを追放して王に即位しました。その後罪の意識に苛まれ、復讐を恐れたカッサパ1世は、父を供養し、かつ弟の報復から身を守るために、父が構想していた城砦の建設に着手しました。カッサパ1世は人が簡単には登れない岩山の上に、宮殿や庭園、貯水池などを含んだ要塞都市をつくり、自らの安全を確保しました。わずか十数年この場所で暮らしましたが、最後は弟に敗れて命を絶ちます。短い歴史を持つ都ながら、その劇的な背景と大胆な建造物は、現代の私たちにも強い印象を残しています。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1982年 / 登録基準: (ii)(iii)(iv)
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シンハラジャ森林保護区

Sinharaja Forest Reserve
シンハラジャ森林保護区
スリランカ南西部の低地湿潤地帯に位置するシンハラジャ森林保護区は、スリランカで唯一残存する原生熱帯雨林です。尾根と谷が連なり、複雑な河川網が交差する、細長く起伏のある地形になっています。急峻な丘陵地帯でアクセスが困難なため、古来保護されてきた土地ですが、近年、周辺地域の開発が進んだ結果、森林は中世から現在までの間に約10分の1の規模にまで激減しているとも指摘されています。樹木の60%以上が固有種で、その多くが希少種です。スリランカには固有の植物830種が生息していますが、そのうち少なくとも139種がこの保護区内で確認されました。その中には椰子の一種であるロキソコッカス・ルピコラなど16の希少種が含まれています。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1988年 / 登録基準: (ix)(x)
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スリランカ中央高地

Central Highlands of Sri Lanka
スリランカ中央高地
『スリランカ中央高地』は、スリランカ中央部に位置する山岳森林帯です。ホートン・プレインズ国立公園、ピーク・ウィルダネス保護区、ナックルズ森林保護区の3つで構成されています。一帯には多くの固有種が生息しており、記録された408種の脊椎動物のうち、ホートン・プレインズ国立公園では両生類の91%、爬虫類の89%が固有種です。また、ピーク・ウィルダネス保護区では在来淡水魚が83%、両生類は81%、ナックルズ森林保護区では両生類の64%、爬虫類の51%と、いずれのエリアでも固有率が非常に高いことがわかります。さらに、ニシカオムラサキラングール、ホートンプレインズホソロリス、スリランカヒョウなど、絶滅危惧種を含んでいる点でも重要です。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (ix)(x)
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聖地アヌラーダプラ

Sacred City of Anuradhapura
聖地アヌラーダプラ
スリランカのアヌラーダプラは、シンハラ王朝最初にして最長の都です。紀元前5世紀に興ったとされるシンハラ王朝において、ティッサ王はインドからやってきたマヒンダ王子の説法を聞きます。マヒンダ王子はマウリヤ朝の王、アショーカ王の息子であり、その説法に感銘を受けたティッサ王はすぐに仏教に帰依し、ここからスリランカ仏教の歴史が始まりました。それ以降、アヌラーダプラはシンハラ朝の都としてあり続け、10世紀末まで栄えました。10世紀には南インドのチョーラ朝の侵攻を受け衰退しましたが、ブッダにゆかりのある品々が遺されており、今でも聖地として多くの参拝者が訪れます。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1982年 / 登録基準: (ii)(iii)(vi)
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聖地キャンディ

Sacred City of Kandy
聖地キャンディ
スリランカのキャンディには、仏教の中でも重要な遺物「ブッダの犬歯」が納められた聖地があります。16世紀にヴィマラ・ダルマ・スーリヤ1世がキャンディに都を移した際、仏歯を祀るために建てたダラダーマーリガーワ寺院です。祀られた犬歯は、4世紀にインドからスリランカに嫁いだ王女によってもたらされたもので、長い間王国の象徴として守られてきました。さらにこの犬歯は都が移るたびに一緒に移動したといわれており、仏教世界においてその存在の重要性が伝わります。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1988年 / 登録基準: (iv)(vi)
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ポロンナルワの古代都市

Ancient City of Polonnaruwa
ポロンナルワの古代都市
スリランカ中部にあるポロンナルワは、『聖地アヌラーダプラ』に次ぐシンハラ王国第二の都市です。シンハラ王国は10世紀末に南インドのチョーラ朝に侵略されたのですが、約80年かけて反撃した結果、1070年にチョーラ朝を撃退しました。しかし、長きにわたる抗争が影響して、都であったアヌラーダプラは荒廃していたので、ポロンナルワに都が遷されました。ポロンナルワが全盛期を迎えるのは12世紀後半であり、時の王はパラークラマ・バーフ1世でした。彼は灌漑施設を充実させ、さらに王宮の西側にあった貯水池を南北約9㎞にまで拡張したため人々を驚かせました。この貯水池は「パラークラマ・サムードラ(パラークラマの海)」と称され、王は人々から崇拝され、彼の後を継いだニッサンカ・マッラの時代でも繁栄は続きました。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1982年 / 登録基準: (i)(iii)(vi)
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ランギリ・ダンブッラの石窟寺院

Rangiri Dambulla Cave Temple
ランギリ・ダンブッラの石窟寺院
スリランカ中部ダンブッラの岩山にあるダンブッラ石窟寺院は、スリランカ最大の仏教石窟寺院です。この場所には元々、紀元前3世紀から仏教僧の修道施設が置かれていました。前1世紀頃、シンハラ王国第19代ワッタガーマニー・アバヤ王が、南インドのタミル人によって都を追われた際に、ダンブッラの僧に匿われたことに感謝して、この地に石窟を寄贈したのが始まりとされています。以来、ダンブッラは聖なる巡礼地として人々に敬われ、スリランカ文化を象徴する存在となりました。
地域: 西・南アジア / 国名: スリランカ民主社会主義共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1991年 / 登録基準: (i)(vi)
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