World Heritage Sites

世界遺産一覧

バフラの砦

Bahla Fort
バフラの砦
「バフラの砦」とは、オマーン北部のアフダル山麓に位置する、同国最大級の砦です。オマーン地方では、6世紀から7世紀頃にアラブ人のアズド族が支配し、外敵の侵入から街を守るために徐々に砦が作られていきました。外敵とは、海を渡ってくるペルシア人や砂漠の遊牧民であるベドウィンを指し、彼らの攻撃に耐えるためにアスワールという避難小屋や、スールという小規模な砦が数多く作られました。このスールが徐々に大規模化し、その中でも最大級のものがオアシス都市であったバフラの砦です。12世紀半ばから15世紀末にかけては、この地をバヌ・ネブハン族が支配しており、日干しレンガで砦を増改築していき、16世紀には現在の姿になったと言われています。このようにして、あまりにも多くの城塞がオマーン地方に存在したため、「千一の城塞の国」と呼ばれました。
地域: 西・南アジア / 国名: オマーン国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (iv)
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ハミギタン山岳地域野生動物保護区

Mount Hamiguitan Range Wildlife Sanctuary
ハミギタン山岳地域野生動物保護区
フィリピン南部に位置するミンダナオ島、ハミギタン山。「東ミンダナオ生物多様性回廊」と呼ばれる地域にあるプジャダ半島の保護区は、数多くの希少生物や固有種にとって重要な生息地となっています。保護区は海抜75m(熱帯雨林)~1,637m(低木林)の標高差があり、標高によって生息生物が異なる「生物の垂直分布」が見られます。
地域: 東・東南アジア / 国名: フィリピン共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2014年 / 登録基準: (x)
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バミューダ諸島:歴史的都市セント・ジョージと関連要塞群

Historic Town of St George and Related Fortifications, Bermuda
バミューダ諸島:歴史的都市セント・ジョージと関連要塞群
北大西洋に浮かぶイギリス領バミューダ諸島にある歴史的都市セント・ジョージはイギリスが海外に進出した最も初期の植民都市です。セント・ジョージへの入植は1612年から始まり、今もなお港と街を結ぶ往時の街路が残っています。街には17~18世紀に建造された石造の家屋が立ち並んでいて、中でも18世紀当時の家具が残るタッカー・ハウスや1713年再建の西半球最古のイギリス国教会の教会であるセント・ピーターズ教会が有名です。バミューダの建築は独特で、建物に使われる柔らかい石灰岩の性質上、屋根を含む壁は白塗りにされています。また、セント・ジョージには2階を超える建物がほとんど無いことが特徴です。水源に恵まれない島のため、屋根の勾配、雨どいなどを伝って貯水槽に雨水が集まる工夫が施されています。
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バムとその文化的景観

Bam and its Cultural Landscape
バムとその文化的景観
イラン南部に位置するバムは、その起源をアケメネス朝ペルシアやパルティア王国時代にまで遡るといわれるオアシス都市です。都市にはカナートと呼ばれる地下水路網が整備され、オアシス都市へと発展をしました。現在も稼働中の国内最古級のカナートが存在します。7世紀以降、数百年にわたり東西交易ルートの中継地として繁栄してきました。中心に立つアルゲ・バムと呼ばれる城塞は壁と二重の内壁をもつ三重構造で、日干しレンガを積み上げてつくられました。紀元前6〜前4世紀頃のアケメネス朝ペルシアに起源を咲かあ登りササン朝ペルシアの時代に建設され、16世紀のサファヴィー朝時代に現在の形になりました。外たやしかし、18世紀にアフガニスタン方面からパシュトゥン人の攻撃を受け、町は放棄されました。
地域: 西・南アジア / 国名: イラン・イスラム共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2004年 / 登録基準: (ii)(iii)(iv)(v)
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パラチーとグランジ島:文化と生物多様性

Paraty and Ilha Grande – Culture and Biodiversity
パラチーとグランジ島:文化と生物多様性
パラチーとグランジ島は、ブラジル南東部のボカイナ山脈と大西洋に挟まれた地域に位置しています。この地域は、17世紀末に採掘された金をヨーロッパへ輸出するための「黄金の道(カミーニョ・ド・オウロ)」の終着点として栄えました。パラチーの歴史地区は、その黄金時代の名残である18世紀の街並みと植民地様式の建築物をそのまま残しており、かつての交易と文化交流の重要な拠点であったことを今に伝えています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 2019年 / 登録基準: (v)(x)
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パラナ川沿いのイエズス会布教施設群:ラ・サンティシマ・トリニダ・デ・パラナとヘスス・デ・タバランゲ

Jesuit Missions of La Santísima Trinidad de Paraná and Jesús de Tavarangue
パラナ川沿いのイエズス会布教施設群:ラ・サンティシマ・トリニダ・デ・パラナとヘスス・デ・タバランゲ
パラグアイは、周囲をアルゼンチン、ブラジル、ボリビアに囲まれた内陸国です。同国の南部、ラプラタ川の源流のひとつバラナ川北岸に残るミッションは、イエズス会修道士たちが先住民のグアラニ人とともに暮らしたレドゥクシオンの跡です。グアラニ人は、南アメリカの先住民族の一つで、主にパラナ川からパラグアイ川にかけての地域に住んでいました。レドゥクシオンとは、16世紀以降南アメリカで、イエズス会が、先住民をキリスト教化するために設置した大規模集落のことです。ここでの農業と工芸は大きな利益をあげ、一帯は「パラグアイのイエズス会国家」と呼ばれました。 1609年にスペイン王がパラグアイの国境地帯をイエズス会に譲渡し、バラナ川流域にイエズス会伝道団ごとに30ヵ所のレドゥクシオンが築かれたことから始まります。最古の歴史を持つサン・コスメ・イ・ダミアンでは学校や墓地、住居、日時計などの遺構が残っています。タパランゲには、広場を中心に建物が建設される教化集落特有の市街地があります。約4,000人が暮らしたとされるラ・サンティシマ・トリニダ・デ・パラナは、最も熱心に伝道に取り組んだ場所で、パラナ川流域の伝道の中心地でした。イエズス会の建築家フアン・バウティスタ・プリモーリの設計したラ・サンティシマ・トリニダ聖堂は、1706年に築かれ、キリスト教の聖堂建築とグアラニ人の装飾芸術が融合したものとなっています。
地域: 南米 / 国名: パラグアイ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1993年 / 登録基準: (iv)
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パラマリボの歴史街区

Historic Inner City of Paramaribo
パラマリボの歴史街区
パラマリボは、南米大陸の北東海岸に位置するスリナムの首都です。スリナムを含むベネズエラ南部からブラジル北部にかけての地域は「ギアナ地方」と呼ばれており、15世紀末のスペイン人探検家による「発見」後は、エル・ドラド(黄金の都)が存在する場所と考えられて多くの冒険者が訪れました。17世紀には、英国植民地のバルバドスからやってきた労働者がタバコとサトウキビのプランテーションを築きましたが、1665〜1667年の英蘭戦争の結果、スリナムはオランダの植民地となりました。18世紀末にはオランダの工学技術を駆使したパラマリボの都市計画が湿地帯まで拡張されたことで、経済の発展が加速しました。都市は独特な街路計画とオランダの建築様式が融合した建物が特徴的で、スリナム川沿いに歴史的建造物が点在しています。
地域: 南米 / 国名: スリナム共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2002年 / 登録基準: (ii)(iv)
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パリのセーヌ河岸

Paris, Banks of the Seine
パリのセーヌ河岸
パリの歴史は、セーヌ川に浮かぶシテ島から始まります。今はパリのシンボルのひとつとなっているノートル・ダム大聖堂が立つ、文字通りパリの中心となる島です。この島に紀元前3世紀頃からケルト系のパリシイ人が集落を作って暮らし始めました。その後、紀元前52年頃にガリア遠征中のカエサルが率いるローマ軍に侵略されるとローマ風の都市が築かれ、河川交通の重要拠点として発展しました。4世紀中頃にパリと呼ばれるようになり、彼らが話す言葉が現在のフランス語へと発展しました。
地域: ヨーロッパ / 国名: フランス共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1991年 / 登録基準: (i)(ii)(iv)
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バリの文化的景観:バリ・ヒンドゥー哲学トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム「スバック」

Cultural Landscape of Bali Province: the Subak System as a Manifestation of the Tri Hita Karana Philosophy
バリの文化的景観:バリ・ヒンドゥー哲学トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム「スバック」
インドネシアのジャワ島の東に浮かぶバリ島には、湖、寺院、そして優れた灌漑システムを持つ棚田景観など5つの地域で構成された世界遺産があります。それらは、神、人、自然の調和を表す文化的景観として登録されました。5つの構成資産のなかで、「バトゥール湖」は泉や川の起源である女神が住むとされていて、「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院」は、湖の水の女神を祀っています。そして、バリ島最大規模の「タマン・アユン寺院」は、水を司る王立寺院とされています。このように、バリでは水に関わる遺産が見られます。
地域: 東・東南アジア / 国名: インドネシア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2012年 / 登録基準: (iii)(v)(vi)
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バルーミニのスー・ヌラージ

Su Nuraxi di Barumini
バルーミニのスー・ヌラージ
イタリア半島の西方の地中海に浮かぶサルディーニャ島には、ヌラーゲと呼ばれる特異な形をした建造物が多く見られます。その数は7,000におよび、石を積み上げてつくられ円筒状や先端を切った円錐状になっています。青銅器時代中期から後期(紀元前1600~前1200年頃)に築かれたと考えられ、内部には天井がアーチ状になった部屋があります。これらはサルディーニャ島特有のもので、当初はその場所に住む一族によって建造され、後に社会がより複雑な階層社会になるにつれ防御施設になっていきました。
地域: ヨーロッパ / 国名: イタリア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (i)(iii)(iv)
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ハル・サフリエニの地下墳墓

Ħal Saflieni Hypogeum
ハル・サフリエニの地下墳墓
元々は豊穣祈願の神殿として使われていた マルタ島の北東部にある「ハル・サフリエニの地下墳墓」は、マルタ島の青銅器時代に相当する紀元前2500年ごろに建造されました。この時代の地下聖所として知られる唯一のものです。1902
地域: ヨーロッパ / 国名: マルタ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1980年 / 登録基準: (iii)
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バルジェヨウ街並保存地区

Bardejov Town Conservation Reserve
バルジェヨウ街並保存地区
ポーランドとの国境付近、カルパティア山脈の中腹に位置するバルジェヨウは、ハンガリーとポーランドを結ぶ主要な交易路に近いことから税関が設置され、13世紀頃から主要な交易都市として発展しました。今も残る、町を取り囲む城壁や市門、見張り塔などは14~15世紀に市民がその権益を守るために設置したものです。城壁に囲まれた旧市街は広場の中央にルネサンス様式の旧市庁舎が残る市庁舎広場を中心とした都市計画がなされています。この広場の三方には直線的なファサードを持つ46軒の市民の住宅によって囲まれており、もう一方には聖エギディウス教会が面しています。聖エギディウス教会は、後期ゴシック様式で建造された三身廊のバシリカで、内部の11基の祭壇には貴重なコレクションが収められています。また、バルジェヨウには保存状態の良いユダヤ人街もあり、18世紀のシナゴーグのほか、食肉処理場や、浴場、集会所などのユニークな建物が残されています。
地域: ヨーロッパ / 国名: スロバキア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (iii)(iv)
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ハルシュタット=ダッハシュタイン/ザルツカンマーグートの文化的景観

Hallstatt-Dachstein / Salzkammergut Cultural Landscape
ハルシュタット=ダッハシュタイン/ザルツカンマーグートの文化的景観
オーストリアの中央部に位置する『ハルシュタット=ダッハシュタイン/ザルツカンマーグートの文化的景観』は、先史時代から続く岩塩採掘の歴史を持つ地域であり、ヨーロッパ最古の塩鉱山の一つとして知られています。「ザルツ」とはドイツ語で「塩」を意味し、「ザルツカンマーグート」とは「塩の王領地」を意味します。その名が表す通り、この地域では太古から岩塩の採掘が行われており、その歴史は有史以前に遡ります。
地域: ヨーロッパ / 国名: オーストリア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (iii)(iv)
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バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院

Palau de la Música Catalana and Hospital de Sant Pau, Barcelona
バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院
『バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院』は、アントニ・ガウディと同じ時代に活躍したモデルニスモ建築の巨匠、ルイス・ドメネク・イ・モンタネルによって設計された建造物群です。なかでもカタルーニャ音楽堂は、ドメネクの最高傑作との呼び声が高く、随所でユニークな設計を見ることができます。1905〜1908年にかけて建設された初期の鉄骨造りの建築で、鉄骨の骨組みの大部分をガラス張りのカーテンウォールで閉じた構造となっています。鋼鉄の骨組みを使用することで、内部の間取りを自由にできる工夫が施されていて、コンサートホールには大きなオープンスペースが連続して設けられています。ホール中央の天窓には太陽が描かれています。この天窓には、陽の光でホール内を明るく照らすなど、自然光を最大限に活用するドメネクの工夫が凝らされています。また、当時の澄明な芸術家たちが装飾を手掛けていることも特徴で、外壁には美しい虹色のモザイク・タイルで覆われています。
地域: ヨーロッパ / 国名: スペイン / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (i)(ii)(iv)
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バルデス半島

Península Valdés
バルデス半島
バルデス半島は、アルゼンチン南部のチュブト州にあり、南大西洋に約100㎞ほど突き出た、面積約3,600㎢のアルゼンチン最大の半島です。キノコのような形をしたこの半島は、大陸とはごく狭い陸地でのみつながっています。約400㎞に及ぶ海岸線には、北側のサン・マティアス湾、南側の数千㎢に広がるヌエボ湾などの湾があります。南大西洋の荒波から守られた静かな湾は、ミナミセミクジラ、ミナミゾウアザラシ、ミナミアザラシ、シャチなど、多くの海生哺乳類にとって重要な繁殖地、出産地、育児地となっています。また、鳥類の重要な繁殖コロニーがあり、数万羽のマゼランペンギンの営巣地にもなっています。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1999年 / 登録基準: (x)
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バレ山脈国立公園

Bale Mountains National Park
バレ山脈国立公園
エチオピア高原の南東部バレ・アルシ山塊の中央部にある国立公園で、面積は2,150㎢に及びます。この地域はアフリカ大地溝帯(グレート・リフト・バレー)の裂け目に火山や氷河が存在し、森林・氷河湖・急流・滝など、卓越した自然美を生み出しています。エチオピア第二の高峰トゥル・ディムツ山(標高4,377m)をはじめとする高山地帯で、海抜3,000m以上の地には、「アフロアルパイン」と呼ばれるアフリカの高山地帯に特有の植物や生態系が見られます。一方で南側は急斜面となっており、その麓には巨大な湿潤熱帯林「ハレナの森」が広がります。このような自然環境のもとで、独自の生物多様性が育まれ、マウンテンニアラやバレモンキーなどの多くの固有種・絶滅危惧種やアビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ)の貴重な生息地となっています。
地域: アフリカ / 国名: エチオピア連邦民主共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2023年 / 登録基準: (vii)(x)
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バレッタの市街

City of Valletta
バレッタの市街
街全体が世界遺産のバレッタは地中海に浮かぶ島国・マルタ共和国の首都です。真っ青な海の上には、ハチミツ色に輝くマルタ石でできた建物が目立ちます。ここは16世紀に、聖ヨハネ騎士団が新たな拠点とした城塞都市です。聖ヨハネ騎士団は、第1回十字軍の時代に成立しました。彼らは地中海で活躍し、ロドス島を拠点としていましたが、オスマン帝国の進出により、そこから撤退せざるを得なくなり、1530年、マルタ島に拠点を移します。1565年のマルタ大包囲戦でオスマン帝国に勝利すると、翌年から街の建設を始めました。街は、当時の聖ヨハネ騎士団団長のジャン・パリソー・ド・ラ・バレッテの名前に由来します。 
地域: ヨーロッパ / 国名: マルタ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1980年 / 登録基準: (i)(vi)
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パレルモのアラブ・ノルマン様式の建造物群と、チェファルとモンレアーレの大聖堂

Arab-Norman Palermo and the Cathedral Churches of Cefalú and Monreale
パレルモのアラブ・ノルマン様式の建造物群と、チェファルとモンレアーレの大聖堂
長靴の形をしたイタリア半島の“つま先”近くに位置するシチリア島の北西部の海岸に、シチリア州の州都であるパレルモがあります。ノルマン人がシチリア島に入植し、1130年にノルマン・シチリア王国を建て、1194年まで存続しました。パレルモとその近郊に点在するアラブ・ノルマン様式の歴史的建造物群は、短期間に栄えたノルマン王国時代の市民生活と宗教形態を伝えています。そして、ヨーロッパやイスラム、ビザンティンなど多様な宗教や文化が、シチリアにおいて混ざり合い、受け入れられたことを示しています。
地域: ヨーロッパ / 国名: イタリア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2015年 / 登録基準: (ii)(iv)
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パレンケの古代都市と国立公園

Pre-Hispanic City and National Park of Palenque
パレンケの古代都市と国立公園
メキシコ南東部に位置するパレンケは、現在のチアパス州の山岳地帯からタバスコ州の平原を支配した強大な王朝の拠点であったと考えられています。紀元500~700年にかけて最盛期を迎え、9世紀頃に放棄された後は、周囲のジャングルによって遺跡が埋もれていました。18世紀にスペイン人の宣教師によって再発見されましたが、現在もほとんどは密林の中に埋もれています。しかし遺跡は当時の良好な状態で残っており、当時のパレンケでの様子が解明されつつあります。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (i)(ii)(iii)(iv)
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バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

La Lonja de la Seda de Valencia
バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ
15~16世紀にかけて、イベリア半島の商人たちは地中海を中心とする交易で大いに栄えました。その栄光の強さを物語るのが、バレンシアにあるラ・ロンハ・デ・ラ・セダです。スペイン語で「ラ・ロンハ」は「商品取引所/市場」、「ラ・セダ」が「絹」を意味するので、「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ」とは「絹の商品取引所」という意味になります。絹の取引所として建てられましたが、長い歴史の中で絹のほかにも油や穀物類なども扱われました。
地域: ヨーロッパ / 国名: スペイン / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1996年 / 登録基準: (i)(iv)
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ハ・ロン湾とカット・バ諸島

Ha Long Bay - Cat Ba Archipelago
ハ・ロン湾とカット・バ諸島
『中国南部のカルスト地帯』に含まれる中国の桂林に似ていることから「海の桂林」とも称されるベトナム随一の景勝地です。最大1,000mにも達する厚い石灰岩層が、気候変動や海洋環境のサイクルの影響から隆起や沈降、海進や海退によって多種多様なカルスト地形を形成しました。塔状の峰林カルストや円錐状の峰叢カルストのほか、洞窟群でも一般的な溶食洞窟だけでなく海食洞窟が見られるなど、基本的なカルスト地形のほぼ全てを包含しているとも言われています。
地域: 東・東南アジア / 国名: ベトナム社会主義共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1994年 / 登録基準: (vii)(viii)
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ハワイ火山国立公園

Hawaii Volcanoes National Park
ハワイ火山国立公園
ハワイ島南東部に位置するハワイ火山国立公園には、固まった溶岩でできた荒野や吹き上がる硫黄の蒸気など、火山地帯ならではの光景が広がっています。国立公園内にあるマウナ・ロア山は、ハワイ語で「長い山」を意味する名前の通り、海底部分にまですそ野が広がる世界最大の活火山です。楯状火山で、溶岩の粘度が非常に低いため、なだらかな稜線を描いています。1984年までは数年に一度の頻度で噴火を繰り返し、直近では2022年11月に噴火しました。
地域: 北米 / 国名: アメリカ合衆国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (viii)
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盤亀川沿いの岩面彫刻群

Petroglyphs along the Bangucheon Stream
盤亀川沿いの岩面彫刻群
韓国南東部の盤亀川沿いにある『盤亀川沿いの岩面彫刻群』は、かつて盤亀川と呼ばれた、現在の大谷川流域に位置する「盤亀台岩刻画」と「川前里の銘文・岩刻画」の2つの遺跡をまとめた呼称です。約3kmにわたって層状の崖が広がる自然景観の中にあり、岩絵は紀元前5,000年頃から9世紀まで、世代を超えた人々によって石や金属の道具で刻まれました。描かれた内容は動物や人間、狩猟の場面、同心円や菱形、文字など多彩で、当時の文化や芸術表現をよく伝えています。特にクジラや狩猟の場面は、東アジアにおける先史時代の海洋漁労の最古の証拠として注目されています。岩に刻まれたこれらの絵や文字は、制作者たちの優れた観察力と創造力を示す貴重な文化遺産です。
地域: 東・東南アジア / 国名: 大韓民国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2025年 / 登録基準: (i)(iii)
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ハンザ都市ヴィスビー

Hanseatic Town of Visby
ハンザ都市ヴィスビー
バルト海に浮かぶゴットランド島の中心にある都市ヴィスビーは古くはバイキングの拠点でした。12世紀になるとドイツ商人が住みついたことで交易地として発展し、ハンザ同盟の主要な拠点となります。旧市街を取り囲む全長3.5km、高さ最高10mの城壁は13世紀にドイツ商人が自衛のために築いたものです。多くの建物は16世紀にライバル関係であったリューベックによって破壊されますが、この城壁は残っています。中世のヴィスビーにはスウェーデンの他のどの町よりも多くの教会があり、ロマネスク様式とゴシック様式の特徴を持つ17の聖堂がありました。しかし、16世紀の宗教改革によってそのほとんどが破壊され、現存するのは1225年に建造された聖母マリア大聖堂のみとなっています。
地域: ヨーロッパ / 国名: スウェーデン王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1995年 / 登録基準: (iv)(v)
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ハンザ都市リューベック

Hanseatic City of Lübeck
ハンザ都市リューベック
ドイツ北東部、トラーヴェ川の中州にあるリューベックは1143年、北ドイツのバルト海沿岸に設立され、1230年から1535年までハンザ同盟の主要都市の一つとして、バルト海と北海の貿易を独占する商業都市連盟の一翼を担いました。1226年には、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世から「帝国自由都市」の特権上を与えられました。その後ハンザ同盟が誕生すると、同盟の盟主となり、1669年まで繁栄を続け、「ハンザの女王」と呼ばれました。
地域: ヨーロッパ / 国名: ドイツ連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (iv)
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バンスカー・シチアウニツァの鉱山都市と近隣の技術遺産

Historic Town of Banská Štiavnica and the Technical Monuments in its Vicinity
バンスカー・シチアウニツァの鉱山都市と近隣の技術遺産
スロバキア中央部に位置するバンスカー・シチアウニツァは、12世紀半ばに起源をもつスロバキア最古の金・銀を中心とした鉱山都市です。最盛期は17~18世紀頃で、17世紀には鉱山史上初めて、坑道内で火薬樽を爆発させる採掘方法を生み出し、やがてその技術はヨーロッパ中に広がっていきました。また、蒸気機関を使い、より深く坑道を掘る技術も開発していき、当時はヨーロッパの鉱山産業を牽引していた都市であったと言えます。しかし、1918年の第一次世界大戦終了時にオーストリア=ハンガリー帝国が崩壊すると、急速に都市は衰退し、現在は最盛期の人口のおよそ半分となりました。
地域: ヨーロッパ / 国名: スロバキア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1993年 / 登録基準: (iv)(v)
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パンタナル自然保護区

Pantanal Conservation Area
パンタナル自然保護区
ブラジル中西部のマットグロッソ州南西部に位置するパンタナル自然保護区は、ブラジル、ボリビア、パラグアイの3ヵ国にまたがる世界最大級の淡水湿地・パンタナル地域の一部を成しています。保護区には、クイヤバ川とパラグアイ川の源流域を含み、湿地、草原、森林など多様な生態系が広がっています。この地域は、約80種の哺乳類、650種の鳥類、50種の爬虫類、300種の魚類が生息しており、水鳥の繁殖地になっていることなどで、生物多様性が非常に高いことで知られています。​また、ジャガーやオオアルマジロ、オオアリクイ、オオカワウソなどの絶滅危惧種の生息地にもなっています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
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バン・ダルガン国立公園

Banc d'Arguin National Park
バン・ダルガン国立公園
バン・ダルガン国立公園はモーリタニア北西部、大西洋沿岸に広がる岩礁地帯の公園です。砂丘、沿岸湿地、小島、浅瀬の沿岸水域で構成されています。一帯はアフリカ最大の渡り鳥の飛来地となっており、多種多様な渡り鳥や営巣性の鳥にとって世界的に重要な地域の一つです。広大な湿地帯は海草床で覆われており、周辺に生息する生物の食料となっています。公園は1982年にラムサール条約にも登録されています。
地域: アフリカ / 国名: モーリタニア・イスラム共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1989年 / 登録基準: (ix)(x)
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バンチェンの考古遺跡

Ban Chiang Archaeological Site
バンチェンの考古遺跡
タイ北東部コラート高原に広がるバンチェン遺跡は、紀元前1495年頃から紀元前900年頃まで継続して人々が暮らした集落跡です。遺跡はメコン川流域に位置し、幅500メートル、長さ1,350メートル、高さ8メートルの楕円形の人工の丘として築かれました。ここでは水田稲作の痕跡や家畜の飼育、陶器や青銅器の使用が確認され、当時の生活や技術の発展がわかります。1966年に彩文土器が発見されたことで本格的な発掘が始まり、以降タイ国内外の研究者による詳細な調査が行われ、農耕や青銅器技術の早期発達を示す貴重な証拠として注目されています。
地域: 東・東南アジア / 国名: タイ王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1992年 / 登録基準: (iii)
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バンディアガラの断崖

Cliff of Bandiagara (Land of the Dogons)
バンディアガラの断崖
マリ共和国、サハラ砂漠南端に位置する『バンディアガラの断崖』は、ニジェール川に面した500mの高さの崖が約150㎞も連なります。砂岩の台地、断崖、平野にはドゴン族の集落が点在し、登録範囲には289の村があります。サンガ村とその周辺では13万人、マリ国内全体では約70万人が暮らしています。特に、断崖に張り付くように建てられた民家や穀物倉は非常にユニークな景観です。ドゴン族は15世紀以降、この地に住み着くようになりました。彼らは、すべての源である「アンマ」という神を信仰し、独自の神話に基づいた生活を営んでいます。
地域: アフリカ / 国名: マリ共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1989年 / 登録基準: (v)(vii)
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