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ブラジル連邦共和国 | 世界遺産一覧

イグアス国立公園(ブラジル)

Iguaçu National Park
イグアス国立公園(ブラジル)
アルゼンチンとブラジルの国境を流れるイグアス川の沿岸に広がるイグアス国立公園は、イグアスの滝を中心とする広大な熱帯雨林地帯です。1984年にアルゼンチン側550㎢が、1986年にブラジル側1,700㎢がそれぞれ別の世界遺産として登録されました。登録面積は圧倒的にブラジル側が広いものの、滝の8割はアルゼンチン側に存在しています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1986年 / 登録基準: (vii)(x)
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サルヴァドル・デ・バイアの歴史地区

Historic Centre of Salvador de Bahia
サルヴァドル・デ・バイアの歴史地区
サルヴァドル・デ・バイアは、1549年から1763年までブラジルの初代首都であり、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ先住民の文化が融合した都市です。​特に1558年からは、新世界初の奴隷市場が設けられ、サトウキビプランテーションでの労働力として多くのアフリカ人が連れてこられました。​この歴史的背景は、現在のサルヴァドルの文化や社会に深く影響を与えています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (iv)(vi)
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セラード自然保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園

Cerrado Protected Areas: Chapada dos Veadeiros and Emas National Parks
セラード自然保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園
総面積3,000㎢以上のヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園は、ブラジル中部のゴイアス州に位置し、セラードと呼ばれる熱帯サバンナの典型的な生態系を保護しています。セラードは、世界で最も古く、多様な熱帯生態系のひとつとされ、多くの希少種や固有種の動植物の避難所としての役割を果たしてきました。両公園は、将来の気候変動に対する生物多様性の保全において重要な役割を果たしています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2001年 / 登録基準: (ix)(x)
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中央アマゾン自然保護区群

Central Amazon Conservation Complex
中央アマゾン自然保護区群
中央アマゾン自然保護区群は、アマゾン盆地最大の保護区であり、面積は約6万㎢に及びます。ジャウー川全流域を保護する目的で2000年に自然遺産に登録されたジャウー国立公園が、2003年に登録拡大されたものです。これらの地域は、アマゾンの豊かな自然環境を保護するために重要な場所となっています。この地域は、「バルゼア(浸水林)」や「イガポー(泥炭湿地林)」の他にモザイク状に広がった無数の湖沼があり、独特の生態系が形成されています。アマゾンマナティー、オオアラパイマ、カワイルカなど約320種の魚類と約120種の哺乳類、15種の爬虫類が生息しています。また、電気魚と呼ばれる魚類の世界最大の生息地であり、その数は7科64種にも上ります。これは適応放散の結果、複数の種に分化したものです。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (ix)(x)
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パンタナル自然保護区

Pantanal Conservation Area
パンタナル自然保護区
ブラジル中西部のマットグロッソ州南西部に位置するパンタナル自然保護区は、ブラジル、ボリビア、パラグアイの3ヵ国にまたがる世界最大級の淡水湿地・パンタナル地域の一部を成しています。保護区には、クイヤバ川とパラグアイ川の源流域を含み、湿地、草原、森林など多様な生態系が広がっています。この地域は、約80種の哺乳類、650種の鳥類、50種の爬虫類、300種の魚類が生息しており、水鳥の繁殖地になっていることなどで、生物多様性が非常に高いことで知られています。​また、ジャガーやオオアルマジロ、オオアリクイ、オオカワウソなどの絶滅危惧種の生息地にもなっています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
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ブラジリア

Brasilia
ブラジリア
ブラジリアは、ブラジル独立の象徴として、人工的、計画的に機能美を追求した首都です。ジュセリーノ・クビチェック・デ・オリヴェイラ大統領の「新都ブラジリア計画」で1956年に建設が始まり、約4年で完成しました。都市計画はルシオ・コスタが担当し、都市の形状は十字架形の平面からなり、「飛行機」、「弓と矢」などの形に例えられます。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (i)(iv)
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リオ・デ・ジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観

Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea
リオ・デ・ジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観
リオ・デ・ジャネイロは、急峻な山とコパカバーナやイパネマに代表される海岸に挟まれた独特な都市景観が特徴です。特に、コルコヴァードの丘のキリスト像、シュガーローフ、ウルカなどの特徴的な山並みが、都市と自然の調和を象徴しています。これらの地形は、都市の発展に大きな影響を与え、世界的に認知される景観を形成しています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2012年 / 登録基準: (v)(vi)
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レンソイス・マラニャンセス国立公園

Lençóis Maranhenses National Park
レンソイス・マラニャンセス国立公園
レンソイス・マラニャンセス国立公園は、ブラジル北東部のマラニャン州に位置し、約156,000ヘクタールの広大な面積を誇ります。この地域は、白い砂丘と淡水のラグーンが点在する独特の景観で知られ、雨季には砂丘の間に水が溜まり、色とりどりのラグーンが現れ、乾季にはこれらの水域が蒸発し、再び砂丘が姿を現します。この自然のサイクルが織りなす景観は、世界的にも類を見ない美しさを誇ります。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (vii)(viii)
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