World Heritage Sites

世界遺産一覧

(登録基準(ii)(iv))

ロワール渓谷:シュリー・シュル・ロワールからシャロンヌまで

The Loire Valley between Sully-sur-Loire and Chalonnes
ロワール渓谷:シュリー・シュル・ロワールからシャロンヌまで
フランス最長の川・ロワール川は全長約1,000kmにわたって流れています。その中流域のおよそ280kmにわたる範囲が世界遺産に登録されています。ロワール川は、ガロ・ローマ時代から19世紀にかけて主要な交通と商業の要衝として機能し、渓谷や沿岸の町の経済発展に大きく貢献してきました。14世紀、イギリスとの百年戦争が始まると、川沿いには城塞が築かれましたが、15世紀に戦争が終結すると、それらはやがて豪華な宮殿へと姿を変えていきました。以降、16世紀末にかけて貴族たちは次々とこの渓谷に壮麗な城を築いていきました。世界遺産としては、渓谷に点在する建築物の質の高さや、2,000年以上にわたり形成されてきた農村・都市の文化的景観が高く評価されています。
地域: ヨーロッパ / 国名: フランス共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (i)(ii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

ロンドン塔

Tower of London
ロンドン塔
ロンドン市内、テムズ川のほとりに、多くの塔を含む六角形のような壁に囲まれた建築がそびえたちます。征服王とも呼ばれる11世紀にイングランド王ウィリアム1世によって、ローマ時代の城壁の一部を利用して、テムズ川を外敵から守るために建設された要塞が現在残る原型となり、歴代の王によって増改築されてきました。壁の内部で古くから造られたのは「ホワイトタワー」と呼ばれる中央に位置する宮殿のような建物で、他にも宝物庫や礼拝堂等も備えています。全体として窓は小さく、石造りで重厚な建築はノルマン様式と呼ばれ、その後のイギリス各地における要塞建築のモデルとなりました。なお軍事施設としての機能以外にも、要塞のあとは王立造幣局や、王立武器庫、さらには動物園であった時代もあり、そして刑務所や監獄として使われていた時代もありました。中世イングランドの黄金期の君主であったエリザベス1世も、若き日に異母姉のメアリー1世によって陰謀論によって一時投獄され、また母アン・ブーリンも処刑されました。(428)
詳細ページを見る Arrow-right

ワルシャワの歴史地区

Historic Centre of Warsaw
ワルシャワの歴史地区
国土の大半が平地であるポーランドは幾度となく周辺国や他民族の侵害を受け、ポーランド分裂でポーランド王国は消滅しました。第一次世界大戦後には再度独立が認められたものの、第二次世界大戦中のワルシャワ蜂起でナチス・ドイツ軍によってワルシャワの歴史地区の85%以上が破壊されました。戦後、ベルナルド・ベロットの風景画を基に、市民が20年の歳月をかけて徹底的な復元作業を行い、13世紀から20世紀の街並の完全な復元がされました。
地域: ヨーロッパ / 国名: ポーランド共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1980年 / 登録基準: (ii)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

ワロン地方の主要な鉱山遺跡

Major Mining Sites of Wallonia
ワロン地方の主要な鉱山遺跡
ワロン地方の主要な鉱山遺跡は、ベルギーを東西に横断する長さ170km、幅3~15kmの帯状の地域に点在する4つの炭坑遺跡で構成されており、ヨーロッパ大陸における産業革命を象徴する最も古い遺産の一つです。19世紀初頭から20世紀後半にかけて稼働した炭坑の中で、最もよく保存されているグランド・ホルヌの炭坑と鉱夫街は特筆すべきものです。ヨーロッパの産業革命初期に見られるユートピア建築の例が、高度に統合された産業・都市アンサンブルとなっています。
地域: ヨーロッパ / 国名: ベルギー王国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2012年 / 登録基準: (ii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

ンゴロンゴロ自然保護区

Ngorongoro Conservation Area
ンゴロンゴロ自然保護区
タンザニア北部に位置する『ンゴロンゴロ自然保護区』は、巨大な火山の噴火によって形成されたカルデラを中心に広がる広大な草原地帯です。8,094㎢の保護区内には2万5,000頭以上の大型哺乳類をはじめ、たくさんの野生動物がこの地に暮らしています。かつて活発な火山活動を繰り返していたこの地域では、長い歳月の中で地表が陥没し、現地語で「巨大な穴」を意味する「ンゴロンゴロ・クレーター」が誕生しました。世界最大級のカルデラのひとつであり、地球の壮大な地形変化を間近に感じられる場所です。サバンナ、森林、湖、湿地といった多様な自然環境が凝縮されたこの地は、まさに大地の進化を伝える「生きた博物館」です。季節ごとに移動する動物たちのドラマや、命が息づく瞬間に出会うことができます。
地域: アフリカ / 国名: タンザニア連合共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1979年 / 登録基準: (iv)(vii)(viii)(ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

ンバンザ・コンゴ:旧コンゴ王国の首都遺跡

Mbanza Kongo, Vestiges of the Capital of the former Kingdom of Kongo
ンバンザ・コンゴ:旧コンゴ王国の首都遺跡
標高570mの高原に位置するンバンザ・コンゴは14から19世紀にかけての南アフリカ最大の都市であった旧コンゴ王国の首都でした。15世紀にポルトガル人が到来する以前の建築物や考古遺跡が残っており、ヨーロッパ入植以前の南アフリカの様子を知ることのできる場所の一つです。王家の墓地や王宮、聖樹などが残っています。ンバンザ・コンゴはポルトガル入植以前から旧コンゴ王国の政治的・宗教的な都市として既に発展していました。そのため15世紀にポルトガル人が初めてンバンザ・コンゴを訪れたときにポルトガルのエヴォラに匹敵するほど美しいと称されたと言われています。
地域: アフリカ / 国名: アンゴラ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2017年 / 登録基準: (iii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right