World Heritage Sites

南米 | 世界遺産一覧

アレキパの歴史地区

Historical Centre of the City of Arequipa
アレキパの歴史地区
ペルー南部に位置するアレキパの歴史地区は、シラーと呼ばれる白い火山岩を主要な建材として使用しているため、「白い街」として知られています。1540年にスペイン人によって建設されたこの都市は、インカ帝国とスペイン植民地文化が交わる場所に位置し、独自の文化を育んできました。この街の建築様式は、ヨーロッパの建築技術と現地の職人たちの技術や美的感覚が見事に融合したものであり、その美しい街並みが大きな特徴です。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (i)(iv)
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イグアス国立公園(ブラジル)

Iguaçu National Park
イグアス国立公園(ブラジル)
アルゼンチンとブラジルの国境を流れるイグアス川の沿岸に広がるイグアス国立公園は、イグアスの滝を中心とする広大な熱帯雨林地帯です。1984年にアルゼンチン側550㎢が、1986年にブラジル側1,700㎢がそれぞれ別の世界遺産として登録されました。登録面積は圧倒的にブラジル側が広いものの、滝の8割はアルゼンチン側に存在しています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1986年 / 登録基準: (vii)(x)
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イグアス国立公園(アルゼンチン)

Iguazu National Park
イグアス国立公園(アルゼンチン)
アルゼンチンとブラジルの国境を流れるイグアス川の沿岸に広がるイグアス国立公園は、イグアスの滝を中心とする広大な熱帯雨林地帯です。1984年にアルゼンチン側550㎢が、1986年にブラジル側1,700㎢がそれぞれ別の世界遺産として登録されました。登録面積は圧倒的にブラジル側が広いものの、滝の8割はアルゼンチン側に存在しています。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1984年 / 登録基準: (vii)(x)
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ウアスカラン国立公園

Huascarán National Park
ウアスカラン国立公園
ウアスカラン国立公園はペルーのアンデス中央部、世界最高峰の熱帯山脈コルディジェラ・ブランカ山群のほぼ全域に広がっています。​この公園は、標高約2,500mから6,000m以上に及ぶ多様な標高帯を有し、27の6,000m級の雪山を含む壮大な景観が広がっています。​特に、標高6,768mのウアスカラン山はペルー最高峰であり、同国の象徴的な存在です。他にもトルコブルーの美しいヤンガヌコ湖などがあります。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (vii)(viii)
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ヴァロンゴ埠頭の考古遺跡

Valongo Wharf Archaeological Site
ヴァロンゴ埠頭の考古遺跡
ブラジル、リオ・デ・ジャネイロに位置するこの遺跡は、アフリカから奴隷を輸送するために1811年から建設が始まった埠頭(ヴァロンゴ埠頭)の遺跡です。当時のリオ・デ・ジャネイロは、アメリカ大陸最大の奴隷市場でした。その中でもヴァロンゴ埠頭はアメリカ大陸で最も多くのアフリカ人奴隷が上陸した場所で、推計でおよそ90万人ものアフリカ人がこの埠頭を経由してアメリカ大陸へ強制的に連れてこられたとされています。ヴァロンゴ埠頭は人類史上最大規模の強制移住を証明する重要な物的証拠であり、奴隷制度という残虐な歴史を後世に伝える場として、世界遺産に登録されています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2017年 / 登録基準: (vi)
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ESMA 博物館と記憶の場:拘禁と拷問、虐殺のかつての機密拠点

ESMA Museum and Site of Memory – Former Clandestine Centre of Detention, Torture and Extermination
ESMA 博物館と記憶の場:拘禁と拷問、虐殺のかつての機密拠点
『ESMA 博物館と記憶の場:拘禁と拷問、虐殺のかつての機密拠点』は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに所在する旧海軍技術学校(ESMA)の敷地内に位置する旧士官宿舎です。ESMAは1928年から2004年まで使用されていました。アルゼンチンでは、1976年から1983年にかけて軍事独裁政権が続き、その間に国家主導によるゲリラ組織や左翼勢力への弾圧が行われました。この時代は「汚い戦争」とも呼ばれ、反政府的と見なされた活動家、ジャーナリスト、学生など、約3万人の市民が秘密裏に誘拐・殺害されたとされています。ESMAはその拠点のひとつであり、アルゼンチン海軍によって5,000人以上の人々が拘禁されたとされています。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2023年 / 登録基準: (vi)
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オウロ・プレトの歴史都市

Historic Town of Ouro Preto
オウロ・プレトの歴史都市
17世紀末に創設されたオウロ・プレトは、18世紀のブラジルの「黄金時代」の中心地として栄え、金鉱採掘によって莫大な富を築きました。険しい山岳地帯に都市計画を施すという、人間の創意工夫と才能の証であるこの町は、その経済的繁栄の象徴として、多くの教会や橋、噴水を建設し、バロック様式の都市景観を形成しました。金鉱が枯渇した19世紀に経済的影響力は衰えたものの、都市は現代まで保存されています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1980年 / 登録基準: (i)(iii)
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オリンダの歴史地区

Historic Centre of the Town of Olinda
オリンダの歴史地区
16世紀にポルトガル人によって設立されたオリンダは、ブラジル北東部のペルナンブーコ州にある歴史的な都市です。豊かな自然景観の中に、植民地時代に建設された建物や教会、修道院などが調和して配置されています。この独特な景観は、オランダ植民者による略奪と破壊、そしてその後の再建を経て形成されました。この都市構造は18世紀まで遡り、現在もその姿を保ち続けています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1982年 / 登録基準: (ii)(iv)
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海港都市バルパライソの歴史地区

Historic Quarter of the Seaport City of Valparaíso
海港都市バルパライソの歴史地区
チリ中部、首都サンティアゴの北約130kmに位置するバルパライソは、チリ第2の都市であり、南米太平洋岸最大の貿易港でもあります。1536年にスペイン人のフアン・デ・サアベドラが「発見」し、以後「バルパライソ(天国の谷)」と名付けられました。バルパライソは、マゼラン海峡を介して大西洋と太平洋を結ぶ航路の要所として、1880年代〜1914年のパナマ運河開通まで、一帯に大きな商業的影響を与えてきました。
地域: 南米 / 国名: チリ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2003年 / 登録基準: (iii)
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カナイマ国立公園

Canaima National Park
カナイマ国立公園
カナイマ国立公園は、南米ベネズエラの南東部、ギアナ高地に位置し、面積は約300万ヘクタールに及びます。これは四国の約1.6倍に相当し、世界最大級の自然保護区の一つとされています。公園の65%はテーブルマウンテン(テプイ)と呼ばれる独特な地形で覆われており、これらの地形は生物学的・地質学的に非常に重要な存在です。
地域: 南米 / 国名: ベネズエラ・ボリバル共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1994年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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カラカスの大学都市

Ciudad Universitaria de Caracas
カラカスの大学都市
カラカスの大学都市は、建築家カルロス・ラウル・ビリャヌエバが1940年から1960年にかけて設計・計画した、ベネズエラ中央大学の施設群であり、モダニズム建築の傑作です。彼は、建築と視覚芸術を統合し、機能的でありながらも芸術性に富んだ空間を創造しました。特に、アレクサンダー・カルダーの彫刻「雲」が設置されたアウラ・マグナ(講堂)は、この壮大な構想を象徴する代表的な例です。
地域: 南米 / 国名: ベネズエラ・ボリバル共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (i)(iv)
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ガラパゴス諸島

Galápagos Islands
ガラパゴス諸島
ガラパゴス諸島は、南米のエクアドル本土から西に約1,000km、赤道直下の東太平洋沖に位置しています。大小19の島と周辺の岩礁からなるガラパゴス諸島は、海底火山の噴火によって誕生した島で、これまでに一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島です。動植物は隔絶された島の環境に適応し、独自の進化を遂げていきました。現在、ガラパゴス諸島の陸地の97%は保護地区となっており、サンタ・クルス、イサベラ、サン・クリストバル、フロレアナの4つの島を除き、人は住んでいません。
地域: 南米 / 国名: エクアドル共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1978年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群

Port, Fortresses and Group of Monuments, Cartagena
カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群
スペインが他のヨーロッパ諸国に先駆けて新大陸に進出したことは有名ですが、本遺産はそのスペイン黄金時代を今に伝えるものです。1533年6月1日、スペイン人のペドロ・デ・エレディアによって、カリブ海に面した半島に都市カルタヘナ(カルタヘナ・デ・インディアス)が建設されました。細長い地形をもつカルタヘナは、新大陸で産出された金銀やエメラルド、香辛料などを本国スペインへ積み出す港であり、多くの船が停泊できる複数の湾と天然の防御線となる狭い水路を兼ね備えた良港として発展しました。
地域: 南米 / 国名: コロンビア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1984年 / 登録基準: (iv)(vi)
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技術者エラディオ・ディエステの作品:アトランティーダの教会

The work of engineer Eladio Dieste: Church of Atlántida
技術者エラディオ・ディエステの作品:アトランティーダの教会
ウルグアイの技術者エラディオ・ディエステが築いた「アトランティーダの教会」は、首都モンテビデオから海岸沿いに東へ約45㎞の位置にあるエスタシオン・アトランティーダの村にあります。この地は20世紀初頭にリゾート地の建設作業に携わる労働者の居住地となり、住民は主にカトリック教徒でした。1942年に最初の礼拝堂が建てられ、1957年までにさらに規模の大きな教会の建設が計画されました。この教会の設計・建設を担当したのが、地元ウルグアイ出身の技術者エラディオ・ディエステです。彼は中世のイタリア宗教建築から着想を得て、レンガ造りのモダニズム様式の教会複合施設を1960年に完成させました。
地域: 南米 / 国名: ウルグアイ東方共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2021年 / 登録基準: (iv)
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キトの市街

City of Quito
キトの市街
アンデス山脈の高地に築かれたエクアドルの首都キトは、新大陸における宗教の中心地のひとつとなった都市です。もともとこの地は、先住民のキトス族が築いた街でしたが、15世紀末にインカ帝国の支配下に入ると、クスコに次ぐインカ第2の都市として繁栄しました。しかし、1533年にスペイン人による侵略が始まると、インカの人々は自ら街を焼き払い、16世紀半ばには廃墟と化した街の跡にスペイン人が都市計画に沿った植民都市キトを建設しました。
地域: 南米 / 国名: エクアドル共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1978年 / 登録基準: (ii)(iv)
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グアラニのイエズス会布教施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレト、サンタ・マリア・マヨール(アルゼンチン側)、サン・ミゲル・ダス・ミソンイス(ブラジル側)

Jesuit Missions of the Guaranis: San Ignacio Mini, Santa Ana, Nuestra Señora de Loreto and Santa Maria Mayor (Argentina), Ruins of Sao Miguel das Missoes (Brazil)
グアラニのイエズス会布教施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレト、サンタ・マリア・マヨール(アルゼンチン側)、サン・ミゲル・ダス・ミソンイス(ブラジル側)
ブラジルとアルゼンチンの国境近くの熱帯林には、グアラニのイエズス会布教施設群が残っています。ここは、イエズス会宣教師が先住民であるグアラニ人と共同生活を送りながらキリスト教化を進めたレドゥクシオンの跡で、1983年に単独で世界遺産に登録されたブラジルのサン・ミゲル・ダス・ミソンイスには、1735年から1745年にかけて築かれたバロック様式の聖堂の一部が残っています。この施設は、イエズス会がグアラニ人をキリスト教化し、奴隷商人などから保護するために設けた伝道所の跡です。しかし、18世紀末にイエズス会が新大陸から撤退すると、伝道所は廃墟となりました。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国, ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (iv)
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クスコの市街

City of Cuzco
クスコの市街
クスコは、標高3,400mの高地に11~12世紀頃に建設された都市です。15世紀の9代皇帝パチャクテクの時代に絶頂期を迎え、現在のエクアドルからチリにいたる南北2,000kmの地域に約1,200万人もの人々が暮らす大帝国へと発展しました。街は明確な宗教的・行政的機能を備えた複雑な都市中心地へと発展し、周囲には、農業、職人技、工業生産のための地域に囲まれていました。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (iii)(iv)
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ケブラーダ・デ・ウマウアカ

Quebrada de Humahuaca
ケブラーダ・デ・ウマウアカ
アルゼンチン北西端、アンデス山脈上に位置する「ケブラーダ・デ・ウマウアカ」は、グランデ川の浸食作用によって形成された、南北に約155kmにわたる渓谷です。アンデス高地の寒冷な高地砂漠高原から、温暖で湿潤な気候をもつフフイ渓谷まで広がるこの地には、1万年以上にわたり交易路として渓谷が利用されてきたことを示す遺跡が点在しています。 これらの遺跡には、先史時代の狩猟採集民および初期農耕社会(紀元前9000〜後400年)、大規模に組織化された農業社会(400〜900年)、繁栄した町や村(900〜1430年または1480年)、インカ帝国時代(1430年または1480〜1535年)、さらにはスペインによる町や村、教会(1535〜1810年)、アルゼンチン独立闘争(1810年〜20世紀)の痕跡が含まれています。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2003年 / 登録基準: (ii)(iv)(v)
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ゴイアスの歴史地区

Historic Centre of the Town of Goiás
ゴイアスの歴史地区
ゴイアスの歴史地区は、18世紀~19世紀におけるブラジル中央部の植民地化された歴史を物語っています。18世紀前半に金鉱脈の発見を機にサンパウロからの探検隊によって拓かれたこの町は、その都市計画が地元の気候や地理的条件に適応して発展しました。厳格な規則に基づかず、自然の地形に沿って形成された街路や広場は、いかにして現地の環境に適合したかを示す貴重な証拠となっています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2001年 / 登録基準: (ii)(iv)
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コルドバのイエズス会管区教会堂と農園跡

Jesuit Block and Estancias of Córdoba
コルドバのイエズス会管区教会堂と農園跡
アルゼンチン中北部に位置するコルドバは、1573年にスペイン人が建設を始め、1615年からイエズス会の南米での活動拠点として栄えた地でした。38㏊に及ぶイエズス会地区と、その5つのエスタンシア(農業共同体)には、17世紀と18世紀に築かれた宗教建築と世俗建築が残されています。コルドバ市のイエズス会地区には、南米最古の大学である国立コルドバ大学、国立モンセラート中等学校、ラ・イエズス会管区教会堂、そして修道院が現存しています。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (ii)(iv)
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コロとその港

Coro and its Port
コロとその港
コロとその港は、1527年にスペイン人によって建設された、ベネズエラ最古の植民都市の一つです。17世紀以降、カリブ海に浮かぶオランダ領アンティル諸島との密貿易で繁栄しました。この町はカリブ海沿岸におけるスペイン初期の植民地開発の中心地であり、当時の都市計画がそのまま保存されています。ボリバル広場に面した16世紀建造の教会など、約600もの歴史的建造物が残されており、ヨーロッパ列強の進出と植民地時代の生活様式を今に伝える貴重な文化的遺産として、その歴史的価値が認められています。
地域: 南米 / 国名: ベネズエラ・ボリバル共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1993年 / 登録基準: (iv)(v)
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コロンビアのコーヒー農園の文化的景観

Coffee Cultural Landscape of Colombia
コロンビアのコーヒー農園の文化的景観
多くの方に嗜好品として愛されるコーヒーですが、その農園が世界遺産になるケースもあります。コロンビアのコーヒー農園はその代表例のひとつです。コロンビア西部、18の都市と6ヵ所の農業地帯からなる一帯は「エヘ・カフェテロ」(コーヒーの栽培の軸)と呼ばれて、19世紀からコロンビア北西部のアンティオキアからやってきた人々により農地が拓かれました。55度以上の傾斜をもつ急峻な山脈で、伝統的なコーヒー豆の生産が行われ、数世代にわたって今でもコーヒー豆が生産されているのが、非常に価値のあるものとみなされています。現在、コロンビアのコーヒー豆の生産量は世界3位(ブラジル、ベトナムに次ぐ)であり、この地域のコーヒー生産が少なくともそれに貢献していることは間違いありません。
地域: 南米 / 国名: コロンビア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2011年 / 登録基準: (v)(vi)
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コンゴーニャスのボン・ジェズス聖域

Sanctuary of Bom Jesus do Congonhas
コンゴーニャスのボン・ジェズス聖域
ブラジルのミナス・ジェライス州に位置するこの聖域は、18世紀後半に建てられました。ロココ様式で装飾された教会、屋外の階段に並ぶ預言者の像、そして十字架の道行きを表現した7つの礼拝堂から構成されるこの複合体は、ラテンアメリカにおけるキリスト教芸術の至宝とされています。特に、ブラジルで活動した彫刻家アレジャジーニョによる、感動的で表現力豊かな彫刻作品は、バロック芸術の傑作として高く評価されています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (i)(iv)
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サウス・イースト大西洋沿岸森林保護区群

Atlantic Forest South-East Reserves
サウス・イースト大西洋沿岸森林保護区群
ブラジル南東部に位置するサウス・イースト大西洋沿岸森林保護区群は、氷河期以来、他の地域から隔絶されてきたため、豊かな生物多様性を誇ります。パラナ州とサンパウロ州にまたがる25の保護区からなり、山岳林から湿地、沿岸の島々まで多様な景観を含んでいます。この広大な地域は、ブラジルの生物多様性の進化史における重要な証拠であり、生態系全体の持続可能性を確保する上で極めて重要な役割を果たしています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1999年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
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サルヴァドル・デ・バイアの歴史地区

Historic Centre of Salvador de Bahia
サルヴァドル・デ・バイアの歴史地区
サルヴァドル・デ・バイアは、1549年から1763年までブラジルの初代首都であり、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ先住民の文化が融合した都市です。​特に1558年からは、新世界初の奴隷市場が設けられ、サトウキビプランテーションでの労働力として多くのアフリカ人が連れてこられました。​この歴史的背景は、現在のサルヴァドルの文化や社会に深く影響を与えています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (iv)(vi)
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サン・クリストヴァンのサン・フランシスコ広場

São Francisco Square in the Town of São Cristóvão
サン・クリストヴァンのサン・フランシスコ広場
サン・クリストヴァンに位置するサン・フランシスコ広場は、16世紀後半から17世紀中期のスペイン・ブラジル同君連合時代に建設されました。この広場は、スペインとポルトガルの植民地都市計画および建築様式が融合したモデルとして、その歴史的価値が認められています。広場を囲むフランシスコ会修道院などの歴史的建造物群は、当時の政治的・宗教的な権力の中心地として栄えた姿を今に伝えています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (ii)(iv)
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サン・ルイスの歴史地区

Historic Centre of São Luís
サン・ルイスの歴史地区
サン・ルイスは、フランス人によって建設され、その後オランダ人の支配を経てポルトガル領となった歴史を持つ都市です。砂糖と綿花の貿易港として繁栄しました。この歴史地区の中心部には、17世紀後半に遡る当初の碁盤の目状の都市設計がほぼ完全な形で残されています。この地区は、経済停滞が長期にわたったことで開発が遅れ、多数の歴史的建造物が良い状態で保存されました。イベリア植民地時代の町の優れた例証となっています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (iii)(iv)(v)
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スクレの歴史都市

Historic City of Sucre
スクレの歴史都市
南米大陸の中央部にある「ボリビア多民族国」。憲法上の首都であるスクレは、同国の中南部、標高2,600mの高原盆地にあります。この街の起源は、スクレから130㎞ほど離れた、ポトシ銀山と関係しています。銀が生み出す富にあやかろうとポトシに入植してきたスペイン人たちは、1538年、ポトシよりも標高が低く過ごしやすいスクレを銀の管理地としました。実は、スクレは当初からこの地名だったわけではなく、当時の地名は「新トレドの銀の街」を意味する「シウダード・デ・ラ・プラタ・デ・ラ・ヌエバ・トレド」でした。その後も「チュキサカ」「チャルカス」と、その名称を何度か変えてきました。
地域: 南米 / 国名: ボリビア多民族国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1991年 / 登録基準: (iv)
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聖都カラル・スペ

Sacred City of Caral-Supe
聖都カラル・スペ
ペルーのスペ川渓谷を見下ろす乾燥した砂漠の台地に位置する聖都カラル・スペは、およそ5,000年前の中央アンデス後期アルカイック期に遡る、アメリカ大陸で最も古い文明のひとつです。高度に発達した社会政治体制を備えており、この地域の文明の興隆を示す重要な証拠となっています。 6.26㎢にわたりデザインの洗練さと建築の複雑さが垣間見える遺跡となっており、特に、石と土で築かれた記念碑的な基壇状の構築物や、くぼんだ円形広場が特徴的です。6つの巨大なピラミッド構造物を含む複雑な都市計画は、強力な宗教的イデオロギーに基づいた祭祀機能を持っていたことも示唆しています。 遺跡から発見された「キープ」は、カラル社会が高度に発達し、複雑な情報を記録・伝達する能力を持っていたことを証明しています。この遺産は早期の放棄により、非常に良好な状態で保存されており、古代のアンデス文明を理解する上で貴重な資料となっています。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2009年 / 登録基準: (ii)(iii)(iv)
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セラード自然保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園

Cerrado Protected Areas: Chapada dos Veadeiros and Emas National Parks
セラード自然保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園
総面積3,000㎢以上のヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園は、ブラジル中部のゴイアス州に位置し、セラードと呼ばれる熱帯サバンナの典型的な生態系を保護しています。セラードは、世界で最も古く、多様な熱帯生態系のひとつとされ、多くの希少種や固有種の動植物の避難所としての役割を果たしてきました。両公園は、将来の気候変動に対する生物多様性の保全において重要な役割を果たしています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2001年 / 登録基準: (ix)(x)
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