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パーヌルル国立公園
Purnululu National Park
西オーストラリア州の北東端に近い地域に立地する約24万㏊の規模を持つ自然保護区です。その立地からアクセスが比較的困難なため、最近までオーストラリアでもあまり知られていませんでしたが、その並外れた自然美で国際的に認知されるようになりました。公園中央に位置する「バングル・バングル」と呼ばれる奇岩はその象徴とも言えるもので、縞模様の蜂の巣のような形状を持つ円錐状の岩が立ち並ぶ光景が見られます。「バングル・バングル」とは現地のアボリジナルピープルの言葉で「砂岩」という意味を持ち、シアノバクテリアの生物学的作用によって形成された砂岩層が、堆積作用と風化作用によって黒とオレンジの縞模様を織りなしています。他にも様々な形状を持つ奇岩や崖が多く点在しており、公園の砂岩カルスト地形はその形成過程を示すものとして地質学的に貴重な価値を持つ存在となっています。
バーバートン・マコンジュワ山脈
Barberton Makhonjwa Mountains
バイカル湖
Lake Baikal
バダインジャラン砂漠:砂の塔と湖群
Badain Jaran Desert - Towers of Sand and Lakes
パパハナウモクアケア
Papahānaumokuākea
パパハナウモクアケアは、ハワイ諸島の北西250~1931kmの広範囲に連なる小島と環礁からなる、広大かつ孤立した島嶼群に付けられた名称です。総面積は約362,075㎢におよび、世界最大級の海洋保護区の一つとされています。この地域は、比較的静止したホットスポットと安定したプレート運動の結果として形成された海山列を示す好例であり、ハワイ・エンペラー海山列の大部分を占めています。世界最長かつ最古の火山列の大半を構成するパパハナウモクアケアは、プレートテクトニクス理論およびホットスポットに関する理解を形成する上で、極めて重要な役割を果たしてきました。地質学的にはハワイ火山国立公園と密接に関連しており、ホットスポット火山活動の重要な証拠を共有しています。
バレ山脈国立公園
Bale Mountains National Park
エチオピア高原の南東部バレ・アルシ山塊の中央部にある国立公園で、面積は2,150㎢に及びます。この地域はアフリカ大地溝帯(グレート・リフト・バレー)の裂け目に火山や氷河が存在し、森林・氷河湖・急流・滝など、卓越した自然美を生み出しています。エチオピア第二の高峰トゥル・ディムツ山(標高4,377m)をはじめとする高山地帯で、海抜3,000m以上の地には、「アフロアルパイン」と呼ばれるアフリカの高山地帯に特有の植物や生態系が見られます。一方で南側は急斜面となっており、その麓には巨大な湿潤熱帯林「ハレナの森」が広がります。このような自然環境のもとで、独自の生物多様性が育まれ、マウンテンニアラやバレモンキーなどの多くの固有種・絶滅危惧種やアビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ)の貴重な生息地となっています。
ハ・ロン湾とカット・バ諸島
Ha Long Bay - Cat Ba Archipelago
ハワイ火山国立公園
Hawaii Volcanoes National Park
パンタナル自然保護区
Pantanal Conservation Area
バンディアガラの断崖
Cliff of Bandiagara (Land of the Dogons)
ヒエラポリスとパムッカレ
Hierapolis-Pamukkale
ヴィクトリアの滝(モシ・オ・トゥニャ)
Mosi-oa-Tunya / Victoria Falls
アフリカ南部のザンビアとジンバブエにまたがる『ヴィクトリアの滝(モシ・オ・トゥニャ)』は、幅1,708m、落差約100mの世界最大級の滝です。毎分5億リットルの水が轟音とともに流れ落ちる壮大な姿は、遠く30〜50km離れた場所からもその水しぶきが見えるほどです。飛沫により川沿いには熱帯雨林が生まれ、多くの動植物の命を育んでいます。セーブルアンテロープを含む約30種類の大型哺乳類や、タイタハヤブサ、クロワシなどの絶滅危惧種を含む400種類以上の鳥類も生息しています。1855年にこの滝を訪れた探検家デイヴィッド・リヴィングストンは、イギリス女王の名にちなみ「ヴィクトリアの滝」と名付けました。現地では「モシ・オ・トゥニャ(轟音を響かせる水煙)」と呼ばれています。
ピトンズ管理地区
Pitons Management Area
ピュイ山地とリマーニュ断層にある地殻変動地域
Chaîne des Puys - Limagne fault tectonic arena
ピリン国立公園
Pirin National Park
ピレネー山脈のペルデュ山
Pyrénées - Mont Perdu
武夷山
Mount Wuyi
ブウィンディ原生国立公園
Bwindi Impenetrable National Park
ウガンダ南西部に広がる『ブウィンディ原生国立公園』は、アフリカの中でも特に貴重な原生林が残る場所です。面積は約320㎢、急な斜面と深い谷が続くこの環境には、太古の森の姿が残っています。この森の主役は、世界でも希少なマウンテンゴリラです。かつては内戦や密猟によって個体数が100頭ほどにまで減少しましたが、1986年の保護区指定をきっかけに少しずつ回復してきています。観光による収益は地元の人々にも還元され、今では住民がゴリラを守るパートナーとなっています。さらに、ゴリラだけでなく驚くほど多様な生きものが共存する“生命の宝庫”でもあります。アフリカゾウやチンパンジーなど、絶滅の危機にある動物を含む約120種の哺乳類が暮らしているほか、200種を超える木々や100種あまりのシダ植物、300種以上の鳥たちなど、多様な生物がこの森を彩っています。
フェニックス諸島保護地域
Phoenix Islands Protected Area
プエルト・プリンセサ地下河川国立公園
Puerto-Princesa Subterranean River National Park
フォン・ニャ‐ケ・バン国立公園とヒン・ナム・ノー国立公園
Phong Nha-Ke Bang National Park and Hin Nam No National Park
ベトナムの自然遺産フォン・ニャ‐ケ・バン国立公園について、2025年7月の第47回世界遺産委員会で、登録範囲が拡大され、ラオスのヒン・ナム・ノー国立公園が含まれることになりました。ベトナムとラオスの国境沿いに位置し、国境を越えたエリアは、世界で最も保存状態の良いありのままの石灰岩のカルスト地形を形成しています。この地域のカルスト地層は、約4億年前の古生代に発達し始め、アジア最古の大規模なカルスト地形となっています。ドラマチックな崖、深い陥没した穴、広大な地下河川網が特徴です。220㎞を超える洞窟と地下水路があり、その多くはその規模、美しさ、において世界的に重要な科学的価値を有しています。この古代の地形は、標高の高い乾燥したカルスト林から、この地域の希少種、絶滅危惧種、または固有種を含む多くの希少でユニークな動植物種の生息地です、鬱蒼とした湿った低地の森林に至るまで、驚くべき多様性の生態系を支えています。この地域の生物多様性は注目に値するだけでなく、世界的な保全活動において重要な役割を果たしています。
プトラナ台地
Putorana Plateau
ブラジル沖の大西洋の島々:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁の保護区群
Brazilian Atlantic Islands: Fernando de Noronha and Atol das Rocas Reserves
フランス領南方地域の陸と海
French Austral Lands and Seas
プリトヴィツェ湖群国立公園
Plitvice Lakes National Park
プリトヴィツェ湖群国立公園は、約300㎢の広さを誇るクロアチア最大の国立公園です。一帯は石灰岩地帯(カルスト地形)に位置し、主に中生代の石灰岩や苦灰岩(ドロマイト)で形成されています。プリトヴィツェ川の水は炭酸カルシウムが高濃度で含まれており(過飽和状態)、植物やコケ類、藻類などの光合成の作用が関わって炭酸カルシウムが沈殿することで、トゥファ(石灰華)といわれる石灰質の堆積物がつくられました。トゥファはまるで天然のダムのように河川をせき止め、大小16の湖が形成されました。これらの湖を計92の滝がつないでいます。湖底まで見ることのできる水の透明度の高さは、流域周辺を覆う森林の働きによるものです。幻想的なエメラルドグリーンの湖は、訪れる観光客を魅了します。
武陵源:歴史的・景観的重要地区
Wulingyuan Scenic and Historic Interest Area
フレーデフォート・ドーム
Vredefort Dome
プレ山及びマルティニーク島北部の峻峰群の火山と森林
Volcanoes and Forests of Mount Pelée and the Pitons of Northern Martinique
フランスの海外県マルティニークは、カリブ海西インド諸島のウィンドワード諸島に位置し、プレ山やピトン山の火山活動によって形成された険しい山々が生み出す景観が広がる島です。標高1,397mのプレ山は、マルティニーク島で最も高い山です。1902年5月8日に発生したプレ山の大噴火は、当時マルティニークの県庁所在地だったサン・ピエールの街に壊滅的な被害をもたらし、20世紀で最も多くの犠牲者を出した火山災害とされています。火砕流を一方向に射出するプレ山特有の噴火様式は「プレ式噴火」と呼ばれ、火山活動の研究において重要な事例とされています。カリブ海に面した海岸から火山の山頂にかけては、生物多様性に富んだ熱帯雨林が広がり、マルティニーク・ボルケーノ・フロッグ(通称)やマルチニクムクドリモドキなど、絶滅の危機に瀕している固有種を見ることができます。
ヘーガ・クステン/クヴァルケン群島
High Coast / Kvarken Archipelago
バルト海北部、スウェーデンのヘーガ・クステンとその対岸にあるフィンランドのクヴァルケン群島には、9,600年前の氷河期末期から現在も隆起を続ける高層海岸があります。氷河期に氷床の重みによって沈んでいた地域が、氷河期が終わり、氷床が解氷したことで地面が反発し盛り上がる地殻変動が起こっています。これはマントル上で地殻の重みと地殻に働く浮力が釣り合うアイソスタシー(地殻均衡)が成立していないことが原因とされています。隆起のスピードは1年間に8~10mmで、現在知られている中で最も氷河解氷後の地殻上昇が高い例証となっています。また、2万4,000~1万年前にかけて大陸氷河の解氷によって作られたとされる、波状の畝のついた洗濯板のような氷堆石「デ・ギア・モレーン」も見ることができます。2006年、もともと登録されていたヘーガ・クステンに5600の島々と周辺海域からなるクヴァルケン群島が加わり登録地域が拡大されました。
ベリーズ・バリア・リーフ自然保護区
Belize Barrier Reef Reserve System