World Heritage Sites

世界遺産一覧

(登録基準(vii)(x))

エル・ビスカイノ鯨保護区

Whale Sanctuary of El Vizcaino
エル・ビスカイノ鯨保護区
メキシコの北西部にあるエル・ビスカイノ鯨保護地区はコククジラやゼニガタアザラシ、シロナガスクジラなどの多くの海洋生物の繁殖・越冬地です。この地は世界中のコククジラの半分が誕生すると言われています。またラグーンには絶滅危惧種のウミガメも生息しています。保護区は2つの潟とその周辺の湿地や沼地を含む海域と内陸の砂漠や高山地帯を含み、内陸では砂漠気候に適応した動植物の生態系も確認できます。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1993年 / 登録基準: (x)
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エル・ピナカーテとグラン・デシエルト・デ・アルタル生物圏保存地域

El Pinacate and Gran Desierto de Altar Biosphere Reserve
エル・ピナカーテとグラン・デシエルト・デ・アルタル生物圏保存地域
メキシコ北西部、アメリカとの国境からカリフォルニア湾まで広がる714,566ヘクタールのエリアが世界遺産に登録されています。この遺産は、二つの明確に異なる広範な景観タイプで構成されています。一つは、黒と赤の溶岩流と砂漠の舗装道路が広がる休火山ピナカテ楯状地であり、もう一つは常に変化する最大200メートルの高さに達する変化に富んだ砂丘が広がるグラン・アルタル砂漠です。火山楯状地の暗い色と広大な砂の海が劇的な対比を生み出し、視覚的に傑出した風景を提供しています。線状砂丘、星型砂丘、ドーム型砂丘など多様な砂丘が存在し、壮大な美しさを持っています。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2013年 / 登録基準: (vii)(viii)(x)
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オーストラリアのゴンドワナ雨林

Gondwana Rainforests of Australia
オーストラリアのゴンドワナ雨林
「ゴンドワナ」は、かつて存在したといわれる巨大大陸の名称です。この大陸の分裂によって、現在の南アメリカ、アフリカ、オーストラリア、南極、インドなどの大陸が誕生したとされています。そのゴンドワナ大陸の活動の歴史を伝えるのが、オーストラリア東海岸、ニュー・サウス・ウェールズ州やクイーンズランド州にまたがる地域です。火山活動で生まれた山岳地域や世界最大級の多雨林帯が広がり、地球の進化の歴史や地質学的プロセスを伝える痕跡を残しています。たとえば、ツイード火山群など一連の火山は、地形進化の年代測定を可能にするという点で重要視されています。また、「世界で最も保存状態の良い浸食カルデラ」とされる浸食カルデラもこの地域にあり、その大きさや年代、中央の山塊の存在、カルデラ底の基盤岩への浸食などの際だった特徴で貴重な情報を提供しています。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1986年 / 登録基準: (viii)(ix)(x)
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オオカバマダラ蝶生物圏保存地域

Monarch Butterfly biosphere Reserve
オオカバマダラ蝶生物圏保存地域
メキシコシティ北西部の山脈中にある約560㎢の保存地域は、カナダ南部やアメリカから南下してくるオオカバマダラの越冬地です。毎年秋には多いときには10億頭を超えるオオカバマダラがカナダやアメリカから移動し、早春になると8ヶ月かけて再び北へ戻ります。これほど長期間にわたる昆虫の移動は極めて稀だといわれています。大量のオオカバマダラが集中することで木々の枝が曲がる光景や、オレンジ色の羽が空を覆う様子、小雨が降るように聞こえる羽音はダイナミックであり、自然現象の最高峰と称されます。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2008年 / 登録基準: (vii)
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オカバンゴ・デルタ

Okavango Delta
オカバンゴ・デルタ
ボツワナ北西部のオカバンゴ・デルタは、海につながらず、砂漠の中で水流が消えていく内陸デルタの貴重な例です。また、内陸デルタとしては、アフリカ最大規模を誇ります。この地域では、アフリカ南部で3番目に長いオカバンゴ川(全長約1,500km)が、乾季の6~7月に氾濫します。これは雨季に上流のアンゴラで降った雨が、数ヵ月をかけて下流にあたるオカバンゴ・デルタ一帯に届くためで、氾濫した水はカラハリ砂漠に吸収されます。一帯では常時湿地が約6,000㎢を占め、季節的に浸水する草地は最大1万2,000㎢に達します。世界遺産には、約2万200㎢の地域が登録されています。
地域: アフリカ / 国名: ボツワナ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2014年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
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オカピ野生動物保護区

Okapi Wildlife Reserve
オカピ野生動物保護区
コンゴ民主共和国北東部には、 コンゴ盆地の北東部、イトゥリの森には、世界三大珍獣のひとつに数えられるオカピの保護区があります。オカピは、20世紀初頭にイギリス人探検家ヘンリー・ジョンストンに発見された動物で、ロバとウマの中間ほどの大きさで、シマウマのような横縞のある脚をもちます。かつてはシマウマの仲間と思われていましたが、実際はキリンの仲間だそうです。アフリカに生息するオカピの約6分の1にあたる、約5,000頭が生息すると言われています。
地域: アフリカ / 国名: コンゴ民主共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1996年 / 登録基準: (x)
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オザラ・コクアの森林山塊

Forest Massif of Odzala-Kokoua
オザラ・コクアの森林山塊
中部アフリカに位置するコンゴ共和国の北部、バテケ高原とコンゴ低地林、コンゴ盆地の北西端にある一帯が世界遺産として登録されています。園内には密林や河畔林などの森林、乾燥・湿潤サバンナ地帯が広がっており、複数の生態系が交差するホットスポットとして生態学的に貴重な場所とされています。一帯は、アフリカ中央部におけるマルミミゾウの最も重要な拠点のひとつとなっているほか、ニシローランドゴリラやチンパンジーが生息するなど霊長類の多様性が豊かな場所でもあります。また、コンゴ・ガボン・カメルーンの参加する三国間保護地域=TRIDOMランドスケープにも位置しており、『サンガ川流域-三カ国を流れる大河』の世界遺産登録エリアに隣接しています。ラムサール条約登録湿地や生物圏保存地域など様々な生物の保全地域が含まれており、野生生物の貴重な営みを守るべく日夜、努力が注がれています。 
地域: アフリカ / 国名: コンゴ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2023年 / 登録基準: (ix)(x)
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オフリド地方の自然及び文化遺産

Natural and Cultural Heritage of the Ohrid region
オフリド地方の自然及び文化遺産
オフリド湖は、北マケドニア最高峰であるコラブ山などの高峰のふもとに位置し、地殻変動によって形成された深くて古い湖です。およそ200万年から300万年にわたり、絶え間なく存在し続けてきました。ロシアのバイカル湖、アフリカのタンガニーカ湖と並び、世界最古の湖の一つとされています。湖は透明度が高く、冬でも凍結しないため、他の地域では絶滅した水生生物が残っています。藻類、渦虫類、巻貝、甲殻類、2種のマスを含む17種の固有魚類など、湖固有の動植物は200種を超えています。また、鳥類も豊富に生息しています。
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オリンピック国立公園

Olympic National Park
オリンピック国立公園
アメリカ合衆国ワシントン州シアトル市の西方に突き出たオリンピック半島には、手つかずの自然が広がっており、多様な景観と生態系を観察することができます。半島は、太平洋の海岸線、オリンピック山脈、温帯雨林の3つの基本領域に大別されます。全長100kmに及ぶ太平洋の海岸線は、アメリカ本土において最も長い自然のまま残された海岸線であり、軟体動物、ウニ、ヒトデなどの宝庫です。オリンピック山脈は、標高約2,400mのオリンポス山を最高峰とする山岳地帯であり、ブルー氷河をはじめとする60以上の氷河が存在します。山脈と太平洋沿岸の間に位置する半島西部は、アメリカ本土で最も降水量が多い地域であり、北半球では珍しい温帯雨林地帯が広がっています。このように、半島には海岸線から温帯雨林、氷河に覆われた山岳地帯まで多様かつ複雑な生態系が形成されており、生物多様性に富むとともに固有種の割合も高いです。
地域: 北米 / 国名: アメリカ合衆国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1981年 / 登録基準: (vii)(ix)
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カールズバッド洞窟群国立公園

Carlsbad Caverns National Park
カールズバッド洞窟群国立公園
アメリカ南西部のニューメキシコ州、グアダルーペ山麓に広がる平原の地下にはカールズバッド洞窟群国立公園があります。この公園では80以上の洞窟が確認されており、総延長は約45㎞、深さは300mを超えます。洞窟内には鍾乳石や石筍、石柱が混在していて、その豊富さや多様性、美しさによって神秘的な空間が広がっています。なかでも「ビッグルーム」と呼ばれる場所は長さ約1220m、幅約191m、高さ約78mもあり、サッカー場6面分に相当するといわれる世界最大級の地下空間です。また、「グリーン・レイク」と呼ばれる地下湖もあります。ここは現在も進行中の地質学的プロセスによって希少な鍾乳石が形成され続けている世界でも数少ない場所の一つです。そのため、科学者はほとんど手つかずの環境で地質学的プロセスを研究することができます。さらに洞窟内には推定で100万匹を超えるコウモリが生息しており、地上部分でも約800種の植物が生息するなど豊かな生態系が広がっています。
地域: 北米 / 国名: アメリカ合衆国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1995年 / 登録基準: (vii)(viii)
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カカドゥ国立公園

Kakadu National Park
カカドゥ国立公園
カカドゥ国立公園は、オーストラリア北部に位置する国立公園で、マングローブが群生する干潟や雨季には沼地と化す氾濫原、熱帯雨林、サバンナなど、様々な自然環境が広がり、多くの野生動植物が見られます。植物は1,600種を超え、動物は「人食いワニ」の逸話で有名なイリエワニをはじめ123種類の爬虫類、ワラビーなど60種類以上の哺乳類、「ジャビル」と呼ばれるコウノトリ科のセイタカコウなど270種類以上の鳥類のほか、数千種にも及ぶ昆虫が生息しています。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1981年 / 登録基準: (i)(vi)(vii)(ix)(x)
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カジランガ国立公園

Kaziranga National Park
カジランガ国立公園
インド東部アッサム州にある世界最大のインドサイの保護区です。インド第二の大河ブラフマプトラ川の流域に広がる広さ42,996haの国立公園で、定期的な川の氾濫によってできる「ジールス」と呼ばれる小湖沼が、インドサイの絶好の生息地となっています。インドサイは、その角が漢方薬として珍重されたため、密猟され絶滅の危機に瀕していました。現在地球上で2,000頭ほどが生息しているとされるインドサイのうち1,200頭がこの地で確認されています。また、トラ、象、水牛などの貴重な生物の他、多くの鳥類も生息しています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (ix)(x)
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カナイマ国立公園

Canaima National Park
カナイマ国立公園
カナイマ国立公園は、南米ベネズエラの南東部、ギアナ高地に位置し、面積は約300万ヘクタールに及びます。これは四国の約1.6倍に相当し、世界最大級の自然保護区の一つとされています。公園の65%はテーブルマウンテン(テプイ)と呼ばれる独特な地形で覆われており、これらの地形は生物学的・地質学的に非常に重要な存在です。
地域: 南米 / 国名: ベネズエラ・ボリバル共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1994年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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カナディアン・ロッキー山脈国立公園群

Canadian Rocky Mountain Parks
カナディアン・ロッキー山脈国立公園群
ロッキー山脈は、約6,000万年前に造山活動によって地上に姿を現したとされています。4,500kmにも連なる山々の内、カナダ側の2,200kmの連峰がカナディアン・ロッキーと呼ばれています。世界遺産に登録されているのは4つの国立公園と3つの州立公園です。中でも、表玄関となるのが「バンフ国立公園」です。大陸横断鉄道が通ることから地元民から「この美しい景観を輸送できないなら、観光客を輸入しよう」と言われるほど、カナダが誇る世界有数の景勝地となっています。また、バンフ国立公園内にあるルイーズ湖も有名で、「カナディアン・ロッキーの宝石」と称えられています。1882年に先住民以外の人に初めて発見され、当初は「エメラルド湖」という名だったのですが、ルイーズ王女の名にちなみ「ルイーズ湖」となりました。
地域: 北米 / 国名: カナダ / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1984年 / 登録基準: (vii)(viii)
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峨眉山と楽山大仏

Mount Emei Scenic Area, including Leshan Giant Buddha Scenic Area
峨眉山と楽山大仏
四川省にある峨眉山は、古くから霊山として信仰される中国四大仏教名山の一つで、山の中腹には、30を超える寺院があります。1世紀頃、峨眉山に中国初の仏教寺院が建立されてから、この地は仏教の聖地のひとつとなりました。約20㎞東には、世界最大の磨崖仏である楽山大仏が鎮座しています。この場所は、岷江とその支流の大渡河、大渡河の支流である青衣江の合流点にあり、流れが急で多くの水難事故や水害が引き起こされていました。そのため、水難事故の防止や安全を祈願して造られました。8世紀前半に僧の海運が大仏を堀りはじめ、約90年かけて完成しました。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1996年 / 登録基準: (iv)(vi)(x)
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カフジ・ビエガ国立公園

Kahuzi-Biega National Park
カフジ・ビエガ国立公園
コンゴ民主共和国東部のルワンダとの国境地帯キヴ湖の西岸にある国立公園です。カフジ山(3,308m)とビエガ山(2,790m)という2つの死火山を中心としたエリアに広がる原生熱帯林地域で、広さは60万haに及びます。この国立公園は1970年にヒガシローランドゴリラを保護するために設けられたもので、現在は標高2,000m付近に250頭ほどが生息しています。ヒガシローランドゴリラのオスはその背中の色から「シルバーバック」と呼ばれ人気があり、1980年代に多くの観光客が来園しましたが、その人間たちの持ち込んだ感染症により多数のゴリラが死亡するという事態が起こりました。また、近年は内戦等により生息環境が悪化しており、危機遺産に指定されています。
地域: アフリカ / 国名: コンゴ民主共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1980年 / 登録基準: (x)
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カムチャツカ火山群

Volcanoes of Kamchatka
カムチャツカ火山群
ロシアのユーラシア大陸北東部、カムチャツカ半島にある6つの火山が世界遺産登録されています。カムチャツカ半島には300以上の活火山があり、比較的規模の小さな爆発を繰り返す「ストロンボリ式」、粘り気の少ないマグマが連続的に流れ出す「ハワイ式」など様々なタイプの活火山があることから「火山の博物館」とも呼ばれています。カムチャツカ半島の3,000mを超える山は、活火山であっても氷河や氷帽が見られ、複雑で険峻な地形を作り出しています。
地域: ヨーロッパ / 国名: ロシア連邦 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1996年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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ガラパゴス諸島

Galápagos Islands
ガラパゴス諸島
ガラパゴス諸島は、南米のエクアドル本土から西に約1,000km、赤道直下の東太平洋沖に位置しています。大小19の島と周辺の岩礁からなるガラパゴス諸島は、海底火山の噴火によって誕生した島で、これまでに一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島です。動植物は隔絶された島の環境に適応し、独自の進化を遂げていきました。現在、ガラパゴス諸島の陸地の97%は保護地区となっており、サンタ・クルス、イサベラ、サン・クリストバル、フロレアナの4つの島を除き、人は住んでいません。
地域: 南米 / 国名: エクアドル共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1978年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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ガラホナイ国立公園

Garajonay National Park
ガラホナイ国立公園
アフリカ北西海岸からほど近い大西洋に浮かぶカナリア諸島ゴメラ島に、ガラホナイ国立公園はあります。この島はアメリカ大陸を目指したコロンブスが西へ向かう航路で最後の補給を行った島としても知られています。火山島であるゴメラ島中央部に位置するガラホナイ国立公園では、湿潤な海風によって発生する霧により、約6,500万~200万年前の太古の環境が色濃く保たれ続けています。第三紀にヨーロッパと北アフリカの大部分を占めていた熱帯雨林と暖温帯林の名残を残す森林をもつガラホナイ国立公園、そこには多くの固有種が生息しており、中には絶滅の危機に瀕しているものもいます。
地域: ヨーロッパ / 国名: スペイン / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1986年 / 登録基準: (vii)(ix)
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ガランバ国立公園

Garamba National Park
ガランバ国立公園
コンゴ民主共和国と南スーダンとの国境付近に位置する『ガランバ国立公園』は、広大なサバンナと森林地帯に河畔林が点在していることで大型哺乳類の生息に適した環境となっています。絶滅の危機にあるマルミミゾウとアフリカゾウの両方が生息し、さらにそのハイブリッドも確認されています。その他に、アフリカスイギュウの亜種が2種、ボンゴやモリイノシシ、チンパンジーを含めた数種の霊長類、ライオンやハイエナ、アンテロープ類と様々な野生生物が生息しています。
地域: アフリカ / 国名: コンゴ民主共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1980年 / 登録基準: (vii)(x)
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ガリ

K’gari
ガリ
オーストラリア大陸の東海岸にある南北約120kmにわたる世界最大の砂の島です。大陸の東部にあるグレート・ディヴァイディング山脈から風化で削られた砂が飛んできて堆積して形成されました。砂丘は海鳥たちの生息地となり、鳥たちにより運ばれた種子が芽吹いて成長し、森が広がり安定した台地となりました。この島にはアボリジナル・ピープルの人々が約4万年前に初めて居住したと考えられています。先住民バジャラ族は、島を「天国」という意味の「ガリ」と呼びました。19世紀半ばに木材資源が豊富にあることが知られ、それを目的とするヨーロッパ人が大挙して来島しました。20世紀になると製材所や鉄道なども造られ、島の自然は荒廃していきましたが、1991年に伐採が全面的に停止されました。また、1976年には採掘も終了し、環境回復が進められています。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1992年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)
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カリフォルニア湾の島々と自然保護区群

Islands and Protected Areas of the Gulf of California
カリフォルニア湾の島々と自然保護区群
メキシコ北西部からカリフォルニア湾に位置する保護区群は244の島々やその海域と沿岸から構成されます。保護区の内陸部には広大なソノラ砂漠もあります。特徴はかつて陸続きだった大陸島と火山活動によって生じた海洋島が狭い地域に同時に存在する点です。この特殊な環境によって多くの海洋学的現象も発生し、地球上で発生する海洋現象のほとんどを観察することができるともいわれています。そのため海洋学の研究において重要な地域ともなっています。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2005年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
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カンチェンジュンガ国立公園

Khangchendzonga National Park
カンチェンジュンガ国立公園
インド北部シッキム州のヒマラヤ山脈に位置する『カンチェンジュンガ国立公園』は、標高8,586mの世界第3位の高峰カンチェンジュンガを中心とする国立公園です。標高差は最大でおよそ7.3km(標高1,220m〜8,586m)もあり、ヒマラヤ山脈の中でも非常に急峻な地形が特徴です。この高度差によって気候や降水量の違いが生じ、亜熱帯から高山地帯まで多彩な生態系を有しています。園内には非常に多様な動植物が生息しており、固有種や希少種の多さも評価されています。また、多数の湖や氷河が点在しており、その中には全長26kmのゼム氷河も含まれます。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 複合遺産 / 登録年: 2016年 / 登録基準: (iii)(vi)(vii)(x)
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カンペチェ州カラクムルの古代マヤ都市と保護熱帯雨林群

Ancient Maya City and Protected Tropical Forests of Calakmul, Campeche
カンペチェ州カラクムルの古代マヤ都市と保護熱帯雨林群
ユカタン半島のカンペチェ州内陸にあるカラクムルは紀元前1000年頃から紀元後1000年頃までマヤ文明のカーン王朝の本拠地として発展した古代都市です。文明崩壊後、都市は完全に放棄され、無人状態が続きました。そのため都市は全体として非常に良い状態で保たれ、当時の都市の様子や生活、文化を鮮明に知ることができます。また象形文字の碑文やレリーフ彫刻も当時の様子を記録しています。しかし9~10世紀頃に古典マヤ文明が崩壊した理由は判明しておらず、謎ものこる古代都市です。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 2002年 / 登録基準: (i)(ii)(iii)(iv)(ix)(x)
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キナバル自然公園

Kinabalu Park
キナバル自然公園
ボルネオ島のマレーシア領内サバ州にあるキナバル自然公園は、東南アジア最高峰のキナバル山を中心に広がる国立公園で、その総面積は、東京23区が丸ごと収まるほどです。標高が4095メートルあるキナバル山は、地元のドゥスン族にとって聖なる山とされてきました。6つの植物帯をもつキナバル自然公園は、低地の熱帯ジャングルから高山エリアまで、実に様々な自然環境が特徴的で、東南アジアの植物多様性の中心地としても承認されています。食虫植物のウツボカズラ属や、1,000種に及ぶラン、世界最大の花として知られるラフレシアなど、ここに生育する植物は5,000種以上です。また、ボルネオ島の哺乳類、鳥類、両生類、無脊椎動物の半数以上がこの公園内に生息しています。
地域: 東・東南アジア / 国名: マレーシア / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (ix)(x)
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九寨溝:歴史的・景観的重要地区

Jiuzhaigou Valley Scenic and Historic Interest Area
九寨溝:歴史的・景観的重要地区
中国・四川省北部の山あいに広がる九寨溝は、まるで絵画のような風景が広がる場所として知られています。青や緑、紫など、神秘的な色に輝く湖がいくつも連なり、訪れる人を幻想的な世界へと誘います。棚田状に連なる湖は、炭酸カルシウムが堆積してできたトゥファ(石灰華)によって自然に区切られており、「石灰華段丘」とも呼ばれる幻想的な景観を生み出しています。また、氷河の痕跡を今に伝える独特な地形も広がります。自然が長い時間をかけて造り上げたこれらの造形は、まさに「動かぬ芸術」と言えるでしょう。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1992年 / 登録基準: (vii)
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ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石群

Göreme National Park and the Rock Sites of Cappadocia
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石群
トルコの首都アンカラの南東にあるカッパドキアはアナトリア高原に位置し、キノコの形や尖塔形をした奇岩が立ち並び、トルコを代表する観光地の一つです。南と東にあるエルジェス山とハッサン山という3,000m級の山が約300万年前に起こした大噴火で、一帯が火山灰や溶岩に覆われました。それが長い年月を経て積み重ねられ、火山灰の層は凝灰岩に、溶岩は玄武岩となりました。もろさのある凝灰岩の層は雨風の浸食を受けて奇岩となり、削りやすさを生かし、住居や聖堂、修道院などがつくられました。
地域: 西・南アジア / 国名: トルコ共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (i)(iii)(v)(vii)
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キリマンジャロ国立公園

Kilimanjaro National Park
キリマンジャロ国立公園
アフリカ大陸で一番高い山、それがキリマンジャロです。標高は5,895mもあります。山名のキリマンジャロは、スワヒリ語で「山」を意味する「キリマ」と、チャガ語で「白さ」という意味の「ンジャロ」が組み合わさったものとされています。タンザニア北東部、赤道直下にあるこの山は、サバンナの草原に囲まれながらも、雪をかぶった山がそびえる対照的な姿が幻想的です。周囲にはサル、ヒョウ、ライオン、ゾウなど多くの動物が暮らしており、中には絶滅の危機にある貴重な種類も生息します。標高3,000mを超えるあたりから、ヒースと呼ばれる灌木地帯や草原が広がり、色とりどりの野生の草花が見られます。さらに4,000mを越えると、昼間は気温が40度近くまで上がる一方で、夜は氷点下にまで冷え込む過酷な環境となり、生き物の姿はぐっと少なくなります。それでも、厳しい自然に適応して生きる植物や動物がわずかに息づいています。
地域: アフリカ / 国名: タンザニア連合共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (vii)
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グアナカステ保護地区

Area de Conservación Guanacaste
グアナカステ保護地区
コスタリカ北西部に広がる『グアナカステ保護地区』は、国土面積(約5万1,000㎢)の約2%を占める約1,040㎢の陸地部分と、約430㎢の海域部分から構成されています。広範囲な地域を包含することで、標高2,000m以上の雲霧林やカリブ海側の熱帯湿潤林、太平洋側の熱帯乾燥林など多様な自然環境が保全されている地域となっています。陸地部分には上記のような様々な森林形態に加え、変化に富んだ海岸線や広大な湿地、無数の水路、標高1,916mのリンコン・デ・ラ・ビエハを頂点とするグアナカステ山脈などを含んでいます。一方、海域には無人島や小島が点在しています。沖合には栄養分を豊富に含んだ海流が流れる影響で植物プランクトンが多く、生物の重要な餌場となっています。
地域: 中米・カリブ海 / 国名: コスタリカ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1999年 / 登録基準: (ix)(x)
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クイーンズランドの湿潤熱帯地域

Wet Tropics of Queensland
クイーンズランドの湿潤熱帯地域
オーストラリア北東部の海岸沿いに広がる約89万㏊の大半が熱帯雨林に覆われた地域です。熱帯雨林と沖合に広がるサンゴ礁「裾礁」が織りなす珍しい景観がみられます。カンガルーに代表されるオーストラリア固有の有袋類ほとんどが熱帯雨林に起源を持っており、2億年前のシダ植物から始まる植物の進化がみられます。また、5,000万年前から1億年前にオーストラリア大陸と南極大陸の一部を覆っていたゴンドワナ大陸時代の森林の名残が残っています。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1988年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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