World Heritage Sites

世界遺産一覧

(登録基準(vii)(ix))

グレート・バリア・リーフ

Great Barrier Reef
グレート・バリア・リーフ
グレート・バリア・リーフは、オーストラリアの北東部の海岸沿いに広がる世界最大級のサンゴ礁です。全長は約2,300km、面積約35万㎢もの大きさで、多くのサンゴや魚類などが生息しており、一帯は先住民アボリジナル・ピープルの漁場となっていました。1770年に探検家のジェームズ・クックがここで座礁したことから、その存在が知られるようになり、20世紀に入ってから本格的な調査が行われるようになりました。ここはサンゴ礁がまさに「バリア」となって外敵から守られているため、多くの海洋生物の安住の地であり、絶滅危急種のジュゴンやウミガメ類が生息しています。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1981年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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グロス・モーン国立公園

Gros Morne National Park
グロス・モーン国立公園
カナダ東部のニューファンドランド島西岸に位置するグロス・モーン国立公園では、約6億年前から続く地殻変動によって、地球内部のマントルが地表に露出した標高700mのテーブルランドが広がっています。マントルの地質には多くの金属が含まれているため、地衣類しか育ちません。海岸沿いには氷河の作用によって形成されたフィヨルドがあり、多くの入り江は垂直に近い崖になっています。また、古生代や先カンブリア時代の岩石、3~4世紀頃にこの地で暮らしていた先住民イヌイットの工芸品なども発見されており、地質学的にも考古学的にも高い価値があります。
地域: 北米 / 国名: カナダ / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (vii)(viii)
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ケープ植物区保護地域群

Cape Floral Region Protected Areas
ケープ植物区保護地域群
世界的にもまれな植物地域として認識される「ケープ植物区保護地域群」は、南アフリカの南端に広がる自然遺産です。地球上の植物相の特徴から6つの区域に分けたものを「植物区」と言います。その植物区のなかで最も小さいケープ植物区はアフリカ大陸の0.5%にも満たない面積ですが、圧倒的な生物多様性を誇ります。実にアフリカ大陸全体の約2割に及ぶ約9,000種が集中し、そのうちの69%が固有種という植物のホットスポットです。
地域: アフリカ / 国名: 南アフリカ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2004年 / 登録基準: (ix)(x)
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ケニア山国立公園と自然林

Mount Kenya National Park/Natural Forest
ケニア山国立公園と自然林
標高が5,199mあるケニア山は、首都ナイロビの北方にある火山です。アフリカ大陸でキリマンジャロに次ぐ高さで、赤道直下に位置しますが、山頂付近は万年雪や氷河に覆われています。国立公園に指定されているのはこのケニア山の標高3,350m以上のエリアで、そこにはキク科のジャイアントセネシオなどが見られます。これは高山植物としては非常に珍しい、背丈が5mほどもあるアフリカ固有の植物です。この世界遺産「ケニア山国立公園と自然林」は、2013年には、ケニア山の麓に位置するレワ野生生物保全地域なども追加で登録されました。そこには、絶滅危惧種のグレビーシマウマやクロサイなども生息しています。
地域: アフリカ / 国名: ケニア共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (vii)(ix)
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コイバ国立公園と特別海洋保護区

Coiba National Park and its Special Zone of Marine Protection
コイバ国立公園と特別海洋保護区
コイバ国立公園は、パナマの南西沖合のチリキ湾に位置し、コイバ島と38の小島、および周辺の海洋区域を保護しています。この海洋性熱帯雨林は、冷たい風やエルニーニョ現象の影響から保護されているため、新種の進化が続く中で、哺乳類、鳥類、植物の固有種が非常に多く生息しています。この地域は、カンムリワシなどの絶滅危惧種や脅威にさらされている動物にとって最後の避難所でもあります。
地域: 中米・カリブ海 / 国名: パナマ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2005年 / 登録基準: (ix)(x)
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黄山

Mount Huangshan
黄山
中国東部の安徽省にある「黄山」は、標高1,800m級の蓮花峰、光明頂、天都峰の 3つの峰を中心とした69の峰からなる山岳地帯です。名勝として知られ、一帯には2つの湖、3つの滝、24の渓谷が点在しています。古くは「黟山(いさん)」と呼ばれていましたが、中国の伝説上の王である黄帝がこの地で仙人になったという伝説にちなんで、唐の玄宗が黄山と改名されました。以来、道教及び仏教の聖地として崇められ、数世紀にわたって多くの寺院が建てられました。16世紀以降、詩人や画家たちが黄山を題材に優れた作品を残し、中国の芸術・文化史においても重要な山となっています。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1990年 / 登録基準: (ii)(vii)(x)
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黄龍:歴史的・景観的重要地区

Huanglong Scenic and Historic Interest Area
黄龍:歴史的・景観的重要地区
黄龍は、中国四川省北西部の岷山山脈の主峰のひとつ、玉翠山麓に広がる景勝地です。山麓の樹海に囲まれた渓谷には、水に含まれる石灰分が長い年月をかけて石灰棚を形成し、そうしてできたら3,000余りの湖沼が点在しています。山肌に沿って階段状に連なる石灰華段丘の様子が、あたかも山肌をうねりながら天へ昇る巨大な龍の鱗のように見えることから、「黄龍」の名が付けられたとされています。なかでも「黄龍彩池群」は最大規模の景勝地で、周囲の高山や渓谷、滝、林海が一体となった見事な自然景観を楽しむことができます。また、最も高い場所にある「五彩池」の水面は、見る場所や時間によって青や緑とさまざまな色に変化するのが特徴です。さらに、この地にはジャイアントパンダやキンシコウといった希少動物を含む多種多様な動植物が生息しており、その生態系の豊かさから、2000年にはUNESCOの生物圏保存地域にも指定されました。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1992年 / 登録基準: (vii)
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ココス島国立公園

Cocos Island National Park
ココス島国立公園
ココス島は、コスタリカ本土から南西約550㎞の太平洋上に位置する絶海の孤島で、かつては無人島でした。ココス島は東部熱帯太平洋の海洋で唯一熱帯雨林帯に属しており、年間降水量は約7,000mmに達します。これは東京都の年間降水量の約4倍に相当し、世界でも有数の多雨地域です。このような気候と地理的隔離により、ココス島は多様な動植物が独自の進化を遂げながら生息しています。熱帯雨林が茂る島内では、235種の植物、85種の鳥類、362種の昆虫が確認されています。
地域: 中米・カリブ海 / 国名: コスタリカ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (ix)(x)
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ゴフ島及びインアクセシブル島

Gough and Inaccessible Islands
ゴフ島及びインアクセシブル島
英国の世界遺産であるゴフ島とインアクセシブル島は、アフリカ大陸の南端と南アメリカ大陸の南端との中間に位置する、南大西洋上に浮かぶ島です。この2つの島は人間界から隔絶され、亜寒帯の海洋性気候でしばしば暴風雨に見舞われる厳しい自然環境にあります。断崖が続く海岸線には、アルバトロス(アホウドリ)などの海鳥が、巨大な集団営巣地を形成しています。ゴフ島には、固有種の陸鳥が2種、固有種の植物が12種生息しており、また、インアクセシブル島ではマメクロクイナが有名ですが、これは「飛べない鳥」として世界で最も小さい種です。
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湖北の神農架

Hubei Shennongjia
湖北の神農架
中国中東部の湖北省に広がる『湖北の神農架』は、西の神農頂/巴東と東の老君山の持つ2つの原生林からなる自然遺産です。約796km2の広さを誇る中国中央部最大の原生林保護区であり、キンシコウやウンピョウ、ツキノワグマのほか、世界最大の両生類「チュウゴクオオサンショウウオ」などの希少生物が生息しています。また、一帯は植物の垂直分布が見られる場所でもあります。これまでに約3,700種の維管束植物が観測され、その約半数が中国の固有種です。そのため、19〜20世紀には植物採取の名所として国際的に知れ渡り、植物学の発展に重要な役割を果たしてきました。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2016年 / 登録基準: (ix)(x)
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コミの原生林

Virgin Komi Forests
コミの原生林
ロシアのコミ共和国のコミの原生林は、ウラル地方のツンドラおよび山岳ツンドラ、そしてヨーロッパに残る最大級の原生タイガ(北方林)を含む328万ヘクタールに及ぶ広大な地域を覆っています。この地域には針葉樹、ポプラ、カバノキ、泥炭地、河川、自然湖が広がり、50年以上にわたって継続的に監視・研究が行われてきました。これらの研究は、タイガの生物多様性に影響を与える自然過程を理解するうえで非常に重要な証拠を提供しています。
地域: ヨーロッパ / 国名: ロシア連邦 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1995年 / 登録基準: (vii)(ix)
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コモエ国立公園

Comoé National Park
コモエ国立公園
コートジボワール北東部に位置するコモエ国立公園は、面積約11,500㎢にも及ぶ、西アフリカ最大級の国立公園の一つです。多様性豊かな植物相が特徴で、公園内を流れるコモエ川の影響を受け、通常ははるか南の地域でしか見られない低木サバンナや密生した熱帯雨林などの植生も分布しています。サバンナ、樹木が茂ったサバンナ、回廊林、河川沿いの森林、河畔草原など、多彩な生息環境を内包し、森林からサバンナへと移り変わる様子が確認できる際だった例となっています。
地域: アフリカ / 国名: コートジボワール共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (ix)(x)
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コモド国立公園

Komodo National Park
コモド国立公園
コモド国立公園は、世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲの唯一の生息地として知られています。この巨大な爬虫類は、体長は最大3m、体重100kg以上に達します。かつてインドネシアとオーストラリアには大型のトカゲが生息していましたが、その多くは絶滅してしまい、コモドオオトカゲはその最後の種だと考えられています。コモドオオトカゲの歯の間からは、獲物の血液の凝固を妨げ失血させる毒が出ることが分かっており、その毒を使って狩りを行っています。
地域: 東・東南アジア / 国名: インドネシア共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1991年 / 登録基準: (vii)(x)
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ゴラとティワイの複合地域

Gola-Tiwai Complex
ゴラとティワイの複合地域
ゴラとティワイの複合地域は、シエラレオネ東部と南部に位置する2つの保護地域とゴラ熱帯雨林国立公園、ティワイ島野生生物保護区の4つの保護地帯が含まれています。この一帯の森林では降雨量が多く、1,000種以上の植物種(固有種113種)、55種の哺乳類 (絶滅危惧種19種)が生息する生物多様性のホットスポットでもあります。特に絶滅危惧IA類に指定されているニシチンパンジーは全体の個体数が減少しているなかで、この一帯では他の世界遺産に登録されている生息域よりも高い密度で生息していることが確認されています。また、コビトカバ、カワスズメなどの淡水魚も多く生息しているほか、絶滅危惧種のハゲチメドリの希少な生息地でもあります。
地域: アフリカ / 国名: シエラレオネ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2025年 / 登録基準: (ix)(x)
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コルキスの多雨林群と湿地群

Colchic Rainforests and Wetlands
コルキスの多雨林群と湿地群
ジョージア西部の黒海東岸の全長80㎞のエリアに位置する7つの構成資産からなる自然遺産です。この地域内には海抜0mから2,500mを超える高地が含まれており、典型的なコルキス生態系を連続的に見ることができます。コルキスの多雨林は氷河期を生き延びた世界で最も古い温帯広葉樹林の一つとされ、その森林には、第三紀の氷河期を生き延びた絶滅危惧種や遺存固有種などが数多く存在しています。これはこの地域の気候条件が非常に安定していることを示しており、1,000万年から1,500万年にもわたる森林相の多様な進化の過程を残す貴重な証拠となっています。また、この地域には44種の絶滅危惧種を含む約1,100種の維管束植物や約500種の脊椎動物、その他多数の無脊椎動物が生息しています。このなかにはコルキスチョウザメなど19種の絶滅危惧種が含まれています。
地域: ヨーロッパ / 国名: ジョージア / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2021年 / 登録基準: (ix)(x)
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金剛山

Mount Kumgang – Diamond Mountain from the Sea
金剛山
北朝鮮南部の江原道(カンウォンド)にそびえ立つ金剛山(クムガンサン)は、朝鮮半島の最高峰である白頭山と並ぶ名山として知られています。標高は約1,600mで、山岳部の「内金剛(ネグムガン)」と「外金剛(ウェグムガン)」、海岸部に位置する「海金剛(ヘグムガン)」に分けられます。金剛山は、氷河の浸食作用によって形成された鋭い峰や深い谷、奇岩などが織りなす複雑な地形が特徴です。また、自然環境も非常に多様で、標高や地形の違いによって様々な植生帯が形成されています。さらに山中を流れる多数の滝は、冬には凍結して幻想的な氷瀑となります。四季折々の気象条件によって変化する自然の美しさから、金剛山は北朝鮮屈指の景勝地となっています。
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サーメ人地域

Laponian Area
サーメ人地域
スウェーデン北部、北極圏のラップランドは、高い山々、原生林、広大な沼地、美しい湖や川が織りなす壮大な自然景観を有しています。この地域のうち、スウェーデン最北端に位置する4つの国立公園(パディエランタ、サーレク、ストーラ・シェーファレット、ムッドゥス)と2つの国立自然保護区(シャウンニャ、ストゥッバ)、スリチェルマ氷河地帯、チューオルタ渓谷、ラパダーレ・デルタを含む約9,400km2の地域は、氷河によって形成された自然環境と、そこに暮らすサーメ(ラップ)人の文化が息づく地域として、複合遺産に登録されています。
地域: ヨーロッパ / 国名: スウェーデン王国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1996年 / 登録基準: (iii)(v)(vii)(viii)(ix)
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サウス・イースト大西洋沿岸森林保護区群

Atlantic Forest South-East Reserves
サウス・イースト大西洋沿岸森林保護区群
ブラジル南東部に位置するサウス・イースト大西洋沿岸森林保護区群は、氷河期以来、他の地域から隔絶されてきたため、豊かな生物多様性を誇ります。パラナ州とサンパウロ州にまたがる25の保護区からなり、山岳林から湿地、沿岸の島々まで多様な景観を含んでいます。この広大な地域は、ブラジルの生物多様性の進化史における重要な証拠であり、生態系全体の持続可能性を確保する上で極めて重要な役割を果たしています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1999年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
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サガルマータ国立公園

Sagarmatha National Park
サガルマータ国立公園
標高8,848mの世界最高峰サガルマータ(チベット語:チョモランマ、英語:エヴェレスト)を中心とした国立公園で、登録範囲の1,244㎢には壮大な山々や氷河、深い渓谷が広がっており、ユキヒョウやジャコウジカ、レッサーパンダといった希少動物も生息している。また、公園内の標高3,500~5,000m付近には2,500人を超えるシェルパ族の共通地域となっています。500年以上にもわたってこの地域に居住している彼らは、動物の狩猟や屠殺の禁止、あらゆる生き物への畏敬の念といった文化や慣習を受け継いでおり、国立公園の保全にも大きく貢献しています。
地域: 西・南アジア / 国名: ネパール / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1979年 / 登録基準: (vii)
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サリアルカ:北部カザフスタンの草原と湖群

Saryarka – Steppe and Lakes of Northern Kazakhstan
サリアルカ:北部カザフスタンの草原と湖群
中央アジアカザフスタンの北部イルティシュ川流域には淡水湖や塩湖が点在する湿地帯と草原が広がっています。総面積450,000haに及ぶこの地域は、絶滅が危惧されるソデグロヅルやハイイロペリカンなどの生息地としてきわめて貴重で、また「中央アジア・フライウェイ」と呼ばれる南アジアや西ユーラシアからシベリアへ向かう渡り鳥の飛行ルートの中継地かつ分岐地としてもたいへん重要な地です。テンギズ・コルガルジュン湖系は250万羽の雁をはじめとする1500万羽以上の渡り鳥の餌場となっています。また、密猟により個体数が激減し絶滅危惧種となったサイガと呼ばれるカモシカの仲間にとっても貴重な避難場所となっています。
地域: 西・南アジア / 国名: カザフスタン共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2008年 / 登録基準: (ix)(x)
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サロンガ国立公園

Salonga National Park
サロンガ国立公園
コンゴ川中流域の中心部に位置するサロンガ国立公園は、約3万6,000㎢にもわたって広がる、アフリカ最大の熱帯雨林保護区です。広大な湿地帯と、水路でしかアクセスできない森林地帯から構成されており、これらの地域は未だに十分には探索されておらず、事実上未開の状態にあると考えられています。非常に隔絶されていることから野生動物の楽園となっており、種と生態系の重要な進化の過程を知ることができます。ここで暮らす動植物は、複雑な赤道直下の熱帯雨林環境における生物進化と生物群集の適応を示す好例となっているのです。 
地域: アフリカ / 国名: コンゴ民主共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1984年 / 登録基準: (vii)(ix)
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サンガイ国立公園

Sangay National Park
サンガイ国立公園
エクアドルの中央部にある国立公園で、アンデス山脈の東側からアマゾン川上流域まで広がり、総面積は2,700㎢です。標高約800mから5,000mを越えるサンガイ火山山頂まで、標高差はなんと4,000mに及び、植物の垂直分布が見られます。また、ここには火山・氷河・雲霧林・湿原・熱帯雨林・湖沼や草原などが含まれ、まさにエクアドルの自然と生態系の全貌を見ることができます。絶滅危惧種のヤマバクや南米大陸唯一の熊であるメガネグマ、そしてアンデスコンドルなど希少な生物も多く生息しています。
地域: 南米 / 国名: エクアドル共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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サンガ川流域-三カ国を流れる大河

Sangha Trinational
サンガ川流域-三カ国を流れる大河
カメルーン共和国、中央アフリカ共和国、コンゴ共和国の3ヵ国が国境を接するコンゴ盆地北西部に位置するこの地域は、3つの国立公園が隣接しており、コア・エリア(核心地域)の総面積は約7,500㎢に及びます。3つの国立公園は、カメルーン共和国のロベケ国立公園、中央アフリカ共和国のザンガ・ンドキ国立公園、コンゴ共和国のヌアバレ・ンドキ国立公園です。さらに、より広範な景観とそこに生息する生物の重要性から、約1万7,900㎢のバッファー・ゾーン(緩衝地帯)が設定されています。
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サンガネブ海洋国立公園とドゥンゴナブ湾-ムッカワル島海洋国立公園

Sanganeb Marine National Park and Dungonab Bay – Mukkawar Island Marine National Park
サンガネブ海洋国立公園とドゥンゴナブ湾-ムッカワル島海洋国立公園
本遺産は、スーダンの紅海沿岸にある2つの海洋国立公園、サンガネブと、そこから約125㎞北にあるドゥンゴナブ湾-ムッカワル島で構成されています。紅海にぽつんと浮かぶサンガネブ海洋国立公園は、この海域で唯一の環礁であり、世界最北端に位置するサンゴ礁のひとつです。スーダン沖の深海に囲まれた孤立した環礁には、13ものサンゴ帯が広がり、300種を超える魚やイルカ、ウミガメが生息しています。手つかずの自然が織りなす海中景観は、まさに“紅海の宝石”とも呼ばれる美しさです。透明度の高い青い海に浮かぶサンゴ群や、立体的な礁の造形は、科学的にも貴重な存在です。紅海の暖かく塩分の高い特殊な環境の中で進化した、独自の生態系が広がります。
地域: アフリカ / 国名: スーダン共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2016年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
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三清山国立公園

Mount Sanqingshan National Park
三清山国立公園
三清山国立公園は、中国の江西省北東部に位置し、素晴らしい形の柱や峰が集中する、並外れた景観が評価されて世界遺産に登録されました。48の花崗岩の峰と89の石柱が集中しており、その多くが人間や動物のシルエットに似ています。この非常にユニークな景色である花崗岩の峰と柱のすべてが、小さな地域(22,950ヘクタール)に含まれています。この壮大で複雑な岩石の形成は、自然の美しさの最高の例です。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2008年 / 登録基準: (vii)
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シアン・カーン自然保護区

Sian Ka'an
シアン・カーン自然保護区
メキシコのユカタン半島のカリブ海沿岸に位置する『シアン・カーン自然保護地区』はメキシコ最大の自然保護区の一つです。約5300㎢におよぶ保護区域には湿地やマングローブ林、熱帯林、ラグーン、砂浜などの植生域が比較的手つかずの状態で存在します。保護区内には自然の陥没穴であるセノーテが数多く点在し、独特な景観を造りだしています。セノーテ内には独自の生態系が形成されています。また一帯はラムサール条約や生物保存圏にも登録されています。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (vii)(x)
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シミエン国立公園

Simien National Park
シミエン国立公園
標高4,620mのエチオピア最高峰、ラスダシャン山がそびえる山岳地帯の公園であり、世界で最初に登録された世界遺産のひとつです。氷河によって形成された渓谷や岩山が広がり、「アフリカの天井」といわれるシミエン山地は一日の寒暖差が激しいため限られた動植物しか生息できません。かつてアフリカ大陸がヨーロッパ大陸と地続きだったことの証明となるワリアアイベックスや、キリストの使いと珍重されるゲラダヒヒなどが観察できます。
地域: アフリカ / 国名: エチオピア連邦民主共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1978年 / 登録基準: (vii)(x)
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シャーク湾

Shark Bay, Western Australia
シャーク湾
『シャーク湾』は、オーストラリア西岸の陸地と海域からなり、2万2,000㎢にもわたる広大な面積が世界遺産に登録されています。陸地と半島によって「W」のような形をした海岸線が延び、内湾には干潟やマングローブ林、外湾には岩礁や断崖が広がっています。この場所には世界最大級の海草藻場が存在し、世界的に絶滅の危機に瀕している多くの動植物の住処となっています。また、アオウミガメやアカウミガメなどの貴重な営巣地であり、世界有数のジュゴンの生息地ともされています。そのほかクジラやバンドウイルカ、マンタ、サメ、エイなども見ることができます。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1991年 / 登録基準: (vii)(viii)(ix)(x)
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ジャー動物保護区

Dja Faunal Reserve
ジャー動物保護区
カメルーン南部に位置する、アフリカ最大かつ最も保護が行き届いた熱帯雨林の1つです。実に約5,260㎢にも及ぶ広さの保護区は、自然の境界線を形成するジャー川にほぼ完全に囲まれており、人間社会と隔絶されてきました。そのため、全体の9割を占める熱帯雨林が今も手つかずのまま残されている貴重な地域となっていて、一帯には、ランやシダなどの原始的な植物が生育しています。
地域: アフリカ / 国名: カメルーン共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (ix)(x)
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ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸

Giant's Causeway and Causeway Coast
ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸
緑豊かな自然が広がるアイルランド島の北端の海岸線には、正六角形をした約4万本の玄武岩の石柱が、約8㎞にわたって陸から海へとなだらかに続く石の道のように伸びています。この不思議な光景は、この地に伝わる巨人伝説にちなみ、「ジャイアンツ・コーズウェイ」(巨人の石道)と名付けられています。これらの石柱は人間が意図的に並べたように見えますが、約6,000万年前の火山の大爆発の際に、大量のマグマが冷えて固まる過程の自然現象でつくられたものです。他にも、この海岸では、12mの高さの柱が60本並ぶ「巨人のオルガン」や、浸食により崖から切り離された多くの柱が見られることから「煙突口」と呼ばれる独特の景観を見ることができます。
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